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#1 ページ1

物事が劇的に変わる4月。わたしは進級して高校2年生になる。クラス替えってワクワクするよね。おかげさまで早起きしちゃったよ。




『誰もいな〜い』




そう言って自分の席につく。ここは去年の教室。まだ新しいクラスは発表されてないからね。




「おはよう」




『あ、ウォヌじゃん〜おはよ』




1年のときに同じクラスで仲良くなったチョンウォヌ。今日も背が高い。声は低いけど。そろそろわたし首痛めるんじゃないかな。




「今日早いね?」




『ん〜、気分?早起きしちゃったから来た』




「スニョン拗ねんじゃねえの?」




彼が名前を出したのは私の家の隣に住むクォンスニョン。所謂幼なじみとかいうやつだ。ほぼ毎日一緒に登校してるんだけど、今日はなんも考えないで1人で登校した。すまん。スニョン。




『そういうウォヌも早いじゃん。新学期ワクワクしてんの?』




「ん〜まあ?Aと同じクラスになれるかなあとは思ってるけど」




『え〜い、ウォヌヤ、いつもそんなこと言わないのにどうしたの』




「ん〜、気分?」




首を傾げながらさっきのわたしの真似をしてそういうウォヌ。あざとい。背高いくせに。

#2→



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作者名: | 作成日時:2022年12月11日 1時

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