お母さんみたい�� ページ14
梅澤side
ミーグリが全部終わって、部屋を出て楽屋に戻っているとまなちゃんに会った。
普通に声をかけたつもりだった。
梅澤「まなちゃん、お疲れー！」
すると、まなちゃんは下を向いて立ち止まった。
梅澤「どうした？」
もともと少し距離があったので、ゆっくり近づいてみた。
『ｯﾊｯﾊﾝ』
静かに涙を流していた。
泣いているとは思わなかったので、しゃがんでまなちゃんの手を握ってさすってみた。
梅澤「なんかあった？ファンの人に嫌なこと言われた?」
『ﾌﾘﾌﾘ』
ファンの人からなにか言われたから泣いているのだと思ったけど、そうではないらしい。
梅澤「お話しできそう？」
『ママ…』
梅澤「ママ？まなちゃんのお母さん？」
『来たの……ミーグリ…』
梅澤「まなちゃんのお母さんがミーグリに来てくれたの？」
『会いたい…ｯ』
梅澤「お母さんに会いたくなっちゃったの？」
『ｺｸｯ』
梅澤「ありがとうね、教えてくれて」
『ｯﾊｧｸｯｸ』
梅澤「おいでっ、抱っこしてあげる!」
中１にしては少し小柄なまなちゃん。余裕で抱っこできた。
梅澤「楽屋に行くとこだったの？」
『ママ…ママ…』
あんまり甘えてるところを見たことがなかったけど、今まで我慢させていたのかもしれないと思った。
まなちゃんの頭の中は、お母さんのことでいっぱいなのか問いかけても
「ママ…」と呟いている。
梅澤「梅ちゃんだよー。」
『ママ…』
梅澤「ママじゃないけど、ギューってしていいよー。」
するとまなちゃんは私の服を強く握りしめていた。
梅澤「梅ちゃん、梅ちゃん!」
『うめちゃん……』
梅澤「そう、うめちゃんだよー」
少し安心してもらえたかな？いつも梅澤さん呼びだけど、うめちゃんって呼んでもらって落ち着かせようと思った。
抱っこして、背中をゆっくりとんとんしてあげてたら、まなちゃんの瞼が下がってきていた。
『うめちゃん……』
梅澤「梅ちゃんだよー…」
しばらく「うめちゃん…」って呟いてたけど、静かになったなーと思って見ると寝てしまっていた。
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れいな(プロフ) - ののさん» リクエストありがとうございます!時間はかかりますが少々お待ちいただけると嬉しいです (2022年2月14日 6時) (
レス) id: 12a7b4edc8 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - 更新される度に読ませていただいてます。(リクエスト)誰の言葉も信用出来なくなって1週間ほどお仕事以外で喋らなくなるけど、飛鳥さんが気にして1週間家に泊めながらもう一度ゆっくりと話せるようになる感じのお話って書けますか?? (2022年2月14日 0時) (レス) id: a84bfb22e4 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - ミナミさん» リクエストありがとうございます!お時間頂きますが書くので少々お待ち下さい! (2022年1月9日 22時) (レス) id: 12a7b4edc8 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ - 熱で倒れて真夏に看病してもらう話が見たいです！ (2022年1月9日 22時) (レス) id: 5702b376e2 (このIDを非表示/違反報告)
na(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました、、！！！！ (2022年1月7日 22時) (レス) id: f6a24e96ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイカ | 作成日時：2021年11月23日 18時
