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コナンside






「それは出来るけど。。。何かいい案があるの赤井さん。」

『やつを傷つけるわけにはいかないが、一瞬怯ませることは出来る。それからはボウヤの手にかかっている。どうだ。出来るか?』

「うん。。大丈夫だよ。頼んだよ赤井さん。」





もうこれしかない。

ここからなら、あそこの屋上がいいか。。

よしっ





俺は組織のボスにバレないように廃工場の屋上を目指した。

先程安室さんがベルモットを見つけて追っていった。

無事でいてよ、安室さん。

じゃないと時音お姉さんが悲しむよ。





屋上に来てサスペンダーをセットした。

そしてそれを使って飛び降りた。




「いっけぇぇーー!!」







花火ボールを射出し思いっきり空に向かって蹴りあげた。

俺は地上に着地し、ボスの近くまで走った。






ボールは1番高いところで破裂し花火が上がる。

そして、バンッと言う音が響き。

ボスのスレスレをかすった。

それに一瞬怯んだのを見逃さずに、麻酔銃を打ち込んだ。

ボスはとたんに崩れ落ちて眠った。



すぐに赤井さんが駆けつけ、ボスを拘束。

公安数人も駆けつけ。

やっと窮地を脱した。



しかし、俺の感ははれなかった。

安室さんが心配だったからだ。





「ボウヤ、お見事だ。」

「赤井さんも、ありがとう。」

「安室くんの姿が見えないが。」

「うん、途中ベルモットを追っていったんだ。。」

「それは心配だな。。」






そう、この嫌な予感は的中していた。






FBIの方のインカムが反応したと思ったら、相手がインカムを落とした音がジジッとなった。






「どうしたんだろ?」




『おい!君!どこに行くんだ!』

『私が追います!』




聞いていると、風見さんが誰かを追っていったようだった。



「赤井さん、僕たちもいこう!」

「あぁ。」







嫌な予感が消えない。

安室さんに何かあったに違いない。

それとさっきの。。


まさか、時音お姉さんじゃないよね。。







ーーーーーーーーーーーーーーーー









ーーーーーーーーー









ーーーーー









花火が上がり、ひとつのモニターが光で見えなくなった。

その隣のモニター。

私は見たくないものを見てしまった。

息をするのを忘れそうになる。

苦しい。

まるで喉を占められているかのようだった。

喉がヒュッとなった。

私はよろよろ立ち上がり車を出ると、震える足を叱責して走り出した。

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やっち(プロフ) - こんにちは。いいお話です。続きが読みたいです (2022年7月2日 5時) (レス) @page29 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
- とても優しい物語ですね。続きを楽しみにしています。 (2021年12月13日 1時) (レス) @page29 id: 1125244af9 (このIDを非表示/違反報告)
Lapislazuli. Charlot.(プロフ) - 素敵なお話ですね。是非とも続きがみたいです。もう更新はなさらないのですか?それなら残念です…とても面白かったです! (2021年6月19日 1時) (レス) id: b8ccefd154 (このIDを非表示/違反報告)
霞葉ノ雫 - このお話がとても、とても。大好きです。胸が一杯になって、溢れて止まらない。続き、待ってます。 (2020年6月26日 6時) (レス) id: a64398df50 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とても面白かったです。感動しました。続き楽しみにしてます(^_^) (2019年5月30日 2時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こゆん | 作成日時:2018年5月23日 21時

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