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FBIの2人は怒っている様子だったが構わず走る。
そして、
ものすごい音が後ろでなり、次の瞬間には爆風で飛ばされそうになった。
飛ばされなかったのはFBIのふたりが状況を察して壁になり守ってくれたからだった。
｢っ。。。ﾊｧｯﾊｧｯ。。。｣
｢驚いた、君はあれに気づいていたのかい？。。赤井さんの言うように、恐ろしい子だ。。｣
｢あ、ありがとうございます。。助かりました。｣
｢いえ。。。｣
難を逃れた私たちはひとまず隠れた。
どうしよう、このままではコルンに見つかってしまう。
FBIの2人は防弾チョッキを着ているため心配はないが、私は一撃で死.んでしまう。
そうなると、安全な場所と言ったら、公安のところだ。
｢公安の方にいきましょう。近くに組織の人間がいる確率が高いので、避難が優先です。｣
｢っ！。。それが妥当か。しかし、、、｣
｢地図なら頭に入ってます。ここから少し言ったところに港が見えます。そこのさらに奥。公安がいるはずです。｣
｢何故それを？！｣
｢公安のインカムで確認してました。会話を聞けば大体把握できます。。だから。｣
｢OKだ。｣
こんな子どもに言われても嫌な顔せず真剣な表情の2人に、さすがFBIだと感心した。
まずは公安と合流。
それはコナンくんに連絡してから、私は公安に連絡しようとした時だった。
バンッ
｢ぐぅっ！！｣
FBIのひとりが足を抑えて倒れた。
すぐにもう1人がその人を抱え、物陰に隠れた。
私は少し離れたところに隠れたが。
周りに何があった。
建物の構造を思い出せ。
立ち位置からして、方向はあっち。。。
頭の中で地図を広げる。
あっちには。。少し高い廃工場。
確か、屋上があったはず。
そこから打ってきたのかな。。。
いや違う。
近くに確認していたのはコルンだけ。
考えろ。
どこだ。
やつは確実に足を狙ってきた。
だとしたら、それの延長線上。。
見つけた！
ここから距離は離れていない。
だいたいさっき車があった場所くらいだ。
だとしたら、回り込めば確保できる。
FBIの人に目を向けると、応急処置を終えた1人がこちらを確認してきた。
どうやら彼も分かってるようだ。
ここは、私が言った方が気づかれない。
それも分かっているのか申し訳なさそうな顔をしていたので、私は力強く頷いた。
深呼吸をして、気を落ち着かせる。
焦りは禁物。
どんな時でも平常時。
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やっち(プロフ) - こんにちは。いいお話です。続きが読みたいです (2022年7月2日 5時) (
レス) @page29 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
礼 - とても優しい物語ですね。続きを楽しみにしています。 (2021年12月13日 1時) (レス) @page29 id: 1125244af9 (このIDを非表示/違反報告)
Lapislazuli. Charlot.(プロフ) - 素敵なお話ですね。是非とも続きがみたいです。もう更新はなさらないのですか？それなら残念です…とても面白かったです！ (2021年6月19日 1時) (レス) id: b8ccefd154 (このIDを非表示/違反報告)
霞葉ノ雫 - このお話がとても、とても。大好きです。胸が一杯になって、溢れて止まらない。続き、待ってます。 (2020年6月26日 6時) (レス) id: a64398df50 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とても面白かったです。感動しました。続き楽しみにしてます(^_^) (2019年5月30日 2時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆん | 作成日時：2018年5月23日 21時
