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「え?風見さんに?!」
「そうそう。あの人の負担を減らそうとしてるのは分かるけど、流石に見過ごせなくて。だから、一般人に簡単に連絡先を教える風見さんを強制的に栄養をとってもらおうと。」
「。。。(脅しだ。。。どんまい風見さん。。)」
あのあと、スーパーからの帰り、新一くんが荷物を持ってくれた。
結構買ったから助かった。
スーパーの袋が5袋とかひとりじゃ運べない。
「それじゃ、私は料理作ったら警視庁行くから、またね新一くん」
「あぁ、時音さん気をつけて。」
マンションについて、さっそく料理を作り始める。
とりあえずご飯、炊飯器は2つあるので五目ご飯と普通の白いご飯を炊いた。
どちらも5合ずつ。
あとはスーパーで考えていた料理を作った。
思った以上に茄子が余ったので、茄子料理が多くなった。
「どうやって持っていこう。。ご飯は炊飯器ごとだよね。。。えーと。。大きい紙袋に入れて、あとはマイバッグにいれて。。よし。」
ちょっと多くなった。
まあいいか。
どうほかの人も食べるだろうし。
時刻は5時半
私はタクシーを呼んで警視庁前まで言った。
「何回見ても大きいな。。。」
1度警視庁を見上げた。
何度か見ているが、やっぱり慣れない。
と、そこに、見たことある人がいた。
確か、風見さんとよく一緒にいた。。公安の刑事さんだ。
「あのぉ公安の刑事さんですよね?」
「はい。。?あ、あなたは確か。」
「えっと、風見さんていますか?」
「あ、はい、今報告書を書いてます。。呼びますか?」
この人もこの人でクマがすごいな。。
え、公安警察ってやっぱりブラック。。。?
「いや、、、内緒できたので。。」
「え?!」
「多分電話したら断られると思ったので。。案内してもらえたら嬉しいんですけど。」
「いやっ。。それは。。」
「さっき。公安の刑事さんて認めましたよね?そんなに簡単に認めてよかったんですか?」
「あ。。。」
しまったと言う顔をしている公安の刑事さんと違って私は笑顔でにこにこしていた。
これ、周りから見たら怖いんだろうな←
その後、名前を聞いたら伏見さんというらしい。
伏見さんは風見さんのところに案内してくれた。
表からだとまずいので裏から入れてくれた。
「ところでその荷物は?」
「ご飯です。」
「は?」
そんな情けない声を上げた伏見さんに私は笑ってしまった。
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やっち(プロフ) - こんにちは。いいお話です。続きが読みたいです (2022年7月2日 5時) (レス) @page29 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
礼 - とても優しい物語ですね。続きを楽しみにしています。 (2021年12月13日 1時) (レス) @page29 id: 1125244af9 (このIDを非表示/違反報告)
Lapislazuli. Charlot.(プロフ) - 素敵なお話ですね。是非とも続きがみたいです。もう更新はなさらないのですか?それなら残念です…とても面白かったです! (2021年6月19日 1時) (レス) id: b8ccefd154 (このIDを非表示/違反報告)
霞葉ノ雫 - このお話がとても、とても。大好きです。胸が一杯になって、溢れて止まらない。続き、待ってます。 (2020年6月26日 6時) (レス) id: a64398df50 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とても面白かったです。感動しました。続き楽しみにしてます(^_^) (2019年5月30日 2時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こゆん | 作成日時:2018年5月23日 21時