謎少女の正体は？ ページ2
咲也side
俺は、ずっと気になっていた
「ねぇ、綴くん」
「どうした？咲也」
「あの子って・・・・・・・・」
「あぁ。ずっと外にいる子のことか？」
「うん。それに、誰かに似てると思わない？」
「確かに。。。至さん似？」
「外に出て聞いてみよう！」
「だな」
Aside
ここ、か。兄ちゃんの寮
「MANKAIカンパニー寮」と書かれた看板を前に、チャイムを押すべきか、ずっと悩んでいる
「ねぇ、」
『はい！』
後ろから声をかけられた。ずっとここにいるから、迷惑だって思って出てきたのかも
『あ。す、すみません』
「謝らなくていいよ。どうしたの？ずっとここにいるから、気になって出てきたんだ」
心配して来てくれたの、か？それなら話、聞いてくれそうだな。
『あの、兄ちゃん。あ、ボク、茅ヶ崎Aって言うんですけど、茅ヶ崎至、いますか？』
兄ちゃんに、コレだけは、絶対言わないといけないから
「俺、呼んできますね」
『あの！兄ちゃん、ゲームしてたら、また来ます。大丈夫です』
「いや。中で待ってていいよ」
『え、？ですが、ご迷惑じゃ・・・・・・・・』
「大丈夫だから。ほら、入って入って」
そう言われ、中に通された。
『あ、ありがとうございます』
「えっと、Aちゃん、だっけ？ゲームしてなかったら、もうすぐ来るかも」
『ほんとすみません。ありがとうございます』
「あれ？綴くん。その子は？」
美人な女の人が出てきた
「至さんの妹らしいっす」
「え、？至さんの妹！？」
『初めまして。茅ヶ崎Aです。よろしくお願いします』
「うん。こちらこそよろしくね。私は、立花いずみです」
いずみさん！綺麗な名前
「至さんの、妹。。。似てるようで似てない」
「A、どうしたの？ここまで来て」
ウワサをすればというとこだろか。兄ちゃんが来た
『兄ちゃんに話があって来たんだ。あのこと、決まったから』
これが決まったら、兄ちゃんに一番に言いたかった。
「そっか。俺の部屋においで、A」
『う、うん』
「カントクさん。もしかしたら、ご飯遅れるかも」
「あ、はい。わかりました。Aちゃん。ごゆっくりどうぞ」
『ありがとうございます。いずみさん』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kanon | 作成日時：2021年4月26日 14時
