【番外編】濁ったマジペン�� ページ42
「さぁ、準備は整いました」
薄暗いモストロラウンジ。灯りは背後にある大きな水槽に照らされたライトのみ
今ここにいるのはアズール、フロイド、ジェイド。そして私の4人だけ
私の好きなアロマを焚いて、心を落ち着かせる
「では、始めます」
『お願いね…』
これから始まるのは、私に溜まったブロットを取り除くちょっとした儀式のような物
私のブロットは普通のブロットと違い、休息等では簡単に消える事が無い
学園長曰く、"過去"が強く影響しているんだとか
「ｽｩ……」
魔法陣の上に置かれた私のマジペンに手を添え、意識をマジペンについている宝石へと集中させる
するとマジペンの宝石はみるみるうちに黒くなり、数秒もすれば真っ黒に染まってしまった
「うへぇ、A溜め込み過ぎにも程があるでしょ」
「これ程までのブロットを溜め込んでいたとは…」
「2人とも静かにしろ」
『ｯ…』
これは私とアズール、両者の集中力がとても重要。どちらかが切れると失敗してオーバーブロットするかもしれないから
「あとは、これを摘出して一纏めにｯ…」
『ｯあぁｯ…』
体から何かが抜ける感覚。何回やってもこれだけは慣れない
「ｯはぁ…成功しましたよ…」
『ありがとう、アズール…』
ｺﾛﾝｯと机に転げ落ちる手の平サイズの黒い石。今回のはかなり大きいな
「まったく、これ程まで溜め込むなんて馬鹿のすることですよ」
『否定は出来ないな…』
「A、疲れてるならオレがぎゅってしてあげるからね〜」
「僕で宜しければ相談に乗ります。勿論対価は頂きますが」
ジェイドはちゃっかりしてるなぁと思いながら私はマジペンを胸ポケットへさす
『ありがとう、そしてごめんね。もっと強い私になるから。またよろしくね』
ﾆｺｯと笑った際に光った宝石は
純粋な輝きを取り戻してはいなかった
____________________
ただの自己満と、これからの後先のお話への伏線的な感じです
訳が分からないって？
安心して下さい。自分も途中で訳分からなくなったんで((
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ただの腐女子 - これ…ホントにイドアズですか？オクタ監って感じかするのですが…？？？？？ (2021年12月2日 2時) (
レス) @page42 id: a9c9d2d284 (このIDを非表示/違反報告)
萌絵(プロフ) - カレー作ってもらうって……カリム君カレー嫌いじゃなかった？ (2021年10月5日 22時) (レス) @page33 id: 7848a62cb3 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月23日 22時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜘蛛姫 | 作者ホームページ：http://sinngati
作成日時：2020年5月22日 2時
