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Eleven ページ14

『あぁもう最悪!!』


朝からテンションダダ下がりでドタバタと慌ただしい私


理由はただ1つ






寝坊した


『なんで皆起こしてくれなかったの!?』


「えぇ〜だって俺いつもの時間とか知らないし〜」


「気持ち良さそうに寝ていらしたので」


ぐでーっとソファーに寝っ転がるフロイドと、焦って上手く寮服に着替えれてない私を見てクスクスと笑うジェイド


笑ってないで少しは手伝って欲しいんだけど!?


『って言うかアズールずっと私の横でいてたなら目覚まし鳴ったの知ってるよね!?』


「えぇ、知っています。ですが耳障りだったので」


『フンッ』


止めてしまいました、と満面の笑みなアズールの鳩尾に1発パンチを決めてやった。何が耳障りだ!!こちとら首がかかってるんだぞ!


『よし、着替えれた!髪は行き道に魔法でどうにかするとして…タルトも魔法で浮かせて…よし、行ってくる!!』


「行ってらっしゃ〜い。お土産よろしくね〜」


「お気をつけて」


「変な輩がいたらすぐに呼んでくださいね」


3人に見送られながら私はオクタヴィネル寮を飛び出し鏡へと箒に跨って飛んで行く


パーティーの開幕時間は過ぎててもどうか閉会までには間に合って!!






『はぁ…はぁっ…着いた…って…何、これ…』


何とかパーティーが始まって少し経ったくらいの時間にハーツラビュル寮の鏡をくぐってやってきた


けど、何かが可笑しい。いつもなら晴天で綺麗な青空が広がっているはずの空は黒く染まり、綺麗な薔薇の壁や木が地面ごと引っこ抜かれてたりなぎ倒されていたりと滅茶苦茶になっている


『どうしてこんな事…なんだかやな予感がする…』


パーティー会場から感じる大きな負の魔力。鳥肌が立つと同時に感じる知っている魔力


この魔力は、まさか…!!



「ボクは…ボクこそが!!絶対、絶対正しいんだーー!!!!」


たどり着いた先で見たのは、私の大切な友達、リドルが


荒れ果てたパーティー会場の真ん中で、辛そうに顔を顰めながら、黒く染ったマジペンを握り締め


"オーバーブロット"した瞬間だった

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ただの腐女子 - これ…ホントにイドアズですか?オクタ監って感じかするのですが…????? (2021年12月2日 2時) (レス) @page42 id: a9c9d2d284 (このIDを非表示/違反報告)
萌絵(プロフ) - カレー作ってもらうって……カリム君カレー嫌いじゃなかった? (2021年10月5日 22時) (レス) @page33 id: 7848a62cb3 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月23日 22時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蜘蛛姫 | 作者ホームページ:http://sinngati  
作成日時:2020年5月22日 2時

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