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北人「い、いや、いや!人違いですって!!それに同じ名前の人くらいたくさんいますって!はは、」
なんとか、笑って誤魔化してみるも亜嵐さんの表情は全く変わらない。
啓司「おい。ちょっとここ頼めるか、?俺ちょっと亜嵐んとこ行ってくるわ」
「はい!」
と啓司さんまでも席に来た。
亜嵐「その名字って、七瀬だろ?七瀬A」
彼女の名前が出た。
その名前は間違いなく彼女の名前だ。
啓司「、、そうそう、顔がすげえ整ってて、かわいくてさ、なんか凛としてるっつーか、でも、ほわほわしてて、みたいな、」
啓司さんの言葉に絶対に彼女だと思った。
北人「はい、間違いないです.....」
亜嵐「やっぱり、」
と言うと亜嵐さんは手を額にあててガックリと肩を落としてしまった。
啓司「......」
空気が一気に重くなってしまった。
ふいに昼間きいた噂が頭によぎった。
"彼氏殺したらしいよ"
"彼氏、自 殺に追い込んだらしい"
なんで今なんだよ、なわけない、Aさんはそんな人じゃない、
北人「で、でも、!Aさんはほんとにいいひとで、、みんなから信頼があって、優しくて、強くて、綺麗で、仕事もできて!ほんとにすごいひとなん、
亜嵐「わかる。わかるよ、」
と亜嵐さん言葉によって俺の言うことは遮られてしまった
なぜそんなにAさんを否定するんだ
俺には全く理解ができない。
あんな人他にいないし、俺も初めてこんなに人を好きになったんだ。たしかに彼氏はいるけど、
彼氏がいるからだめなのか、。?だったら早くそう言えばいいのに、それにしてはなぜか空気が重すぎる。
先程まで黙っていた啓司さんが口を開いた。
啓司「かわいいよなあ、良い奴だったよな、気が利くし、優しいし、」
北人「、、はい、そうなんですよ、そうなんです!!」
俺はもう必死だった。
亜嵐「でもな、あいつは.........Aはダメなんだよ、」
啓司「、っ」
北人「なんで、ですか、、」
場の空気につい圧倒されて声が震えた。
亜嵐「あいつは彼氏を殺したかもしれないだ。」
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作者名:さかな;; | 作成日時:2020年7月18日 22時