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アンside
ーーー時計台。
ビ「戦いを！！！やめてください！！！
戦いを！！！やめてください！！！」
ビビの叫び声が時計台の中に反響する
下の様子を見てみるが、激しい争いの中に彼女の声が届いているようには見えない
けれど
彼女の声を聞いた麦わらの一味が、センヤが、ヒュウが、
動き出しているのが見えた
そして、
葬祭殿の方から飛ばされるクロコダイルの姿に気づく
……ルフィが勝ったんだ
私はギュっと目を閉じる
"今私に出来ること"
王女の声を届けるために、
この争いを止めるために、
私には何が出来るだろうか
その時、身体から力がみなぎる感覚に襲われる
アン「………」
なんだろう、これは
まるで全てを動かせてしまうような、そんな感覚
ドクン…ドクン…
全身から力が搾り取られていく
…まだだ
まだまだだ
アン「……っ……」
額からは汗が滲み出す
ビ「……もう敵はいないのに……！！これ以上血を流さないで…！！！
戦いを…！！！やめてください！！！」
……ポツ……ポツ
空から雫が舞い降りる
た「雨…」
ナ「雨だわ…」
ビ「え…こんな事……」
アン「……」コクッ
驚いた顔で私の方を見るビビに無言で頷く
というよりも、それが精一杯であった
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丸子(プロフ) - みきさん» とても励みになるお言葉ありがとうございます！更新頑張ります^_^ (2018年10月25日 9時) (
レス) id: 6577423cdc (このIDを非表示/違反報告)
みき - スッゴく続きが気になります。更新お願いします。 (2018年10月24日 22時) (レス) id: 4c123f987b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：丸子 | 作成日時：2018年5月30日 20時
