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アンside
私の言葉にまたしてもメガネの奥の瞳が揺らぐ
アン「それもアラバスタで、だ。"偉大なる航路(グランドライン)"の入り口に近いあの国に、どうして火拳のエースがいたのか気になった」
ク「そりゃ、海は繋がってるんだ。そんな事もあるだろうよ」
ククルは苦しい言い逃れをする
アン「グランドライン後半の海、"新世界"にいる白ひげ海賊団の一員がわざわざ逆走してまでか？」
私はククルを問い詰める
ク「ちょ、落ち着いてくれ。おれも詳しくは知らないんだ、ほんとに」
アン「すべての情報を処理しているこの部屋の管理人であるあなたが知らないなんてことあるかしら」
ク「あぁ、ほんとだよ…今回の件は極秘の情報らしく海軍G-2支部に全て集められてるんだ……あ」
ククルは言った後にしまった、という表情を見せる
アン「ふ〜ん、…どういうこと？」
私は更に詰め寄る
アン「海軍に入った時からの仲じゃない、ねェ…教えて？」
そうなのだ、この男ククルとは私が海軍に入った時から共に訓練を受けてきた、言わば同期なのだ
今は海軍本部中将と情報処理室管理長と別々の道へと進んだが、それでも昔から何かと付き合いのある奴であった
ククルは少し考える素振りを見せた後、諦めたように言った
ク「分かった…言うよ。だけど本当に詳しくは知らないんだ」
アン「分かっている事だけ全部教えてくれればいい」
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丸子(プロフ) - みきさん» とても励みになるお言葉ありがとうございます！更新頑張ります^_^ (2018年10月25日 9時) (
レス) id: 6577423cdc (このIDを非表示/違反報告)
みき - スッゴく続きが気になります。更新お願いします。 (2018年10月24日 22時) (レス) id: 4c123f987b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：丸子 | 作成日時：2018年5月30日 20時
