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アンside
センヤ達と別れた後、国王コブラに呼び出された私は王宮へと足を踏み入れる
アン「…寂しいもんだね
チャカの隣が空いてるのは…」
案内をしてくれているチャカの背中に向けて独り言のように言う
アン「すまなかった…私が一緒にいたのに、止めることをせずむしろ…」
チ「そんな風に言わないでくれ、アン
あいつは…ペルは、自分の生き方を誇りに思っていたに違いない」
アン「………そうだな」
ガチャ
大きな部屋に通される
アン「おっさん、もう怪我の具合は良いのか？」
部屋の真ん中にはこれまた大きな椅子に腰掛けたコブラの姿があった
コ「まだ万全ではないが調子はいいぞ」
アン「そうか…あんたに大事なくて本当良かったよ」
コブラはアンの言葉に微笑んだ後、チャカに目配せする
チャカは頷くと、周りにいた召使いや兵を引き連れて部屋を出て行ってしまった
アン「…なんだ、二人っきりで話なんて緊張するじゃないか。悪いが私にはおっさんの趣味はないよ？」
アンがふざけるが、コブラの目は真剣であった
コ「アン…、あの時雨を降らせたのは…お前だな？」
アン「……」
コブラの問いかけに、アンは何とも言えないような表情を見せる
コ「答えてくれ」
アン「分からないんだ」
コ「？」
アン「私にも…、分からない。確かにあの時私は雨さえ降れば、と思った。そして私の中にこだました声に従い思いのままに力を込めた…
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丸子(プロフ) - みきさん» とても励みになるお言葉ありがとうございます！更新頑張ります^_^ (2018年10月25日 9時) (
レス) id: 6577423cdc (このIDを非表示/違反報告)
みき - スッゴく続きが気になります。更新お願いします。 (2018年10月24日 22時) (レス) id: 4c123f987b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：丸子 | 作成日時：2018年5月30日 20時
