しょっけんらんよう〜changmin〜 ページ9
『ヒョン！みとめてくれるの！』
チャンミンは三橋の話を聞くなり、そう言って立ち上がる。
『落ち着けって！まぁ座れ！』
チャンミンをなだめて座らせると、三橋は真面目な表情になる。
『あくまでも個人的に、だ。事務所も世間も甘くない。Aさんのことを守るためにも、今まで以上に気をつける必要があるぞ。』
はい、と真剣な顔で頷くチャンミンに、三橋の表情は柔らかくなる。
『これから、お前たちが目指す道はきっと険しいよ。今まで以上に辛いことや、苦しいことがあるかもしれない。でもそんな時、Aさんなら、ずっとチャンミンを支えてくれる気がしたんだ。』
三橋の言葉に、チャンミンは想像する。
ぼくが嬉しい時は、一緒に喜んでくれるだろう。
悩んだら、きっと一緒に考えてくれる。
間違えそうになったら、私はこう思うなって、優しく道を教えてくれると思う。
ぼくが落ち込んだ時は、あの笑顔で癒してくれる。
いい時も、そうじゃない時も、Aさんは大きな愛で包んでくれるんだ。
Aとの未来を想像するだけで、その幸せに目が潤む。
『ヒョン…どうしよう…』
『どうした？』
赤い目をしたチャンミンに驚きながら、三橋が聞く。
『…いたい…』
『えっ？』
『Aさんに会いたい。』
泣きそうになりながら、幸せそうに笑うチャンミンを見て、三橋とユノも嬉しそうに笑う。
『ダメに決まってるだろ！明日から韓国だ。我慢しろ！』
『ガマンできない！とくべつにゆるしてください！』
『特別はこの前のホテルで使い切ったろ！』
『とくべつが1回だってだれがきめましたか？お？』
『俺だよ！マネージャーの権限だ！』
『しょっけんらんようですよ！』
『しょっ…？チャンミン、いまなんて言ったの？』
『しょっ けん らん よー です。』
『それ、もしかして…よんもじじゅくご！』
『そうです。』
『ぼく、おぼえる！しょっ…けん？ら…ら…』
『らんよーです。』
『ユノ、そんな言葉覚えてもライブで使えないぞ。』
『そうなの？』
『そうですね。まぁ、かんたんに言うと、マネヒョンが、たちばをつかって、ぼくにいじわるをする状態。これが、しょっけんらんよーですね。』
『おい！変な教え方するなよ！』
『じゃあ、チャンミンもしょっけんらんよーだね。』
『お？』
『ぼくに、たまにいじわるするじゃん。』
『いつしましたか！お？』
目の前で楽しそうに話す2人を見ながら、三橋もまた幸せそうに笑った。
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あや(プロフ) - ありがとうございました。早速読みました。この先どうなるのかとっても気になります。楽しみに更新待っています。 (2018年3月24日 7時) (
レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - あやさん» あやさん、こんにちわ！4章のパスを外しました☆ぜひ、お話を楽しんでくださいね♪ (2018年3月23日 16時) (レス) id: 78e85aba12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ありがとうございます。待っています。パスな外れる時をドキドキしながら。私も物語の中にダイブしたいです。 (2018年3月9日 19時) (レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - あやさん» あやさん、読んでくださりありがとうございます！思いやれる相手、いいですよね☆パスのついている４のお話は、いま下書き中になっています。準備ができましたら、公開しますね！もう少しお待ちいただけると嬉しいです☆ (2018年3月7日 12時) (レス) id: 78e85aba12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回楽しみに更新を待っています。この先が、ドキドキです。パスワード教えてください。私も相手のことを思い愛される人になりたい。自分をプレゼントいいなぁ〜 (2018年3月7日 7時) (レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ | 作成日時：2017年12月18日 1時
