同じこと〜changmin〜 ページ6
『おなじこと？』
三橋の言葉に、ユノが不思議そうな顔をする。
『Aさんとチャンミンだよ。言ってることが同じ。』
そう言いながらおかしそうに笑う三橋を見て、ユノとチャンミンは顔を見合わせる。
『大事な打ち合わせをしたよ。この前、Aさんと。』
『あ！ないしょの！』
ユノが声をあげる。
『Aさんから、直接会って話がしたいって言われたんだ。とても大切なことだからって。』
チャンミンは、真剣な瞳で聞いている。
『Aさんも、ずっと言わなきゃいけないって思ってくれてたみたいだよ。でも俺から、チャンミンと離れてくれって言われることが怖くて言えなかったって。』
『ヌナもおなじだ…じゃあなんで、はなしにきたの？』
チャンミンではなく、ユノが聞いてくる。
『お前たちのライブを見て、チャンミンの居場所はここだって思ったからって。』
三橋は、優しい笑みを浮かべている。
『あの日、Aさんも、俺がお願いしたら別れるって言ったよ。東方神起を、チャンミンを守る為ならそうしますって。お前の居場所を、笑顔を、お前の未来を守りたいって、そう言った。』
チャンミンを見つめながら、三橋は続ける。
『そんな話をすることがどれだけ辛いかなんて、目の前で話していれば俺にだって分かる。それでもAさんは、ちゃんと俺の目を見て、笑顔で話してたよ。チャンミンのことが、本当に大切なんだな。』
黙って聞いているチャンミンの目は、少し潤んでいる。
『強い人だよ。自分よりも相手のことを考えられる、優しくて、強い人。』
三橋はそんなチャンミンを見ながら、穏やかな声で話す。
『そして、チャンミン。お前もAさんと同じだな。』
『え？』
『お前も、優しくて強い男に成長した。』
『ヒョン…』
満足気に笑う三橋に、チャンミンも笑みを返す。
『…それで、ヒョンは…』
三橋の話を聞いて、少し考え込んでいたユノが口を開く。
『ヒョンはAヌナに、なんていったの？』
ユノの言葉に、チャンミンもハッとした表情になり、三橋を見つめる。
『あぁ…』
三橋は、あの日のAとの会話を思い出す。
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あや(プロフ) - ありがとうございました。早速読みました。この先どうなるのかとっても気になります。楽しみに更新待っています。 (2018年3月24日 7時) (
レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - あやさん» あやさん、こんにちわ！4章のパスを外しました☆ぜひ、お話を楽しんでくださいね♪ (2018年3月23日 16時) (レス) id: 78e85aba12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ありがとうございます。待っています。パスな外れる時をドキドキしながら。私も物語の中にダイブしたいです。 (2018年3月9日 19時) (レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - あやさん» あやさん、読んでくださりありがとうございます！思いやれる相手、いいですよね☆パスのついている４のお話は、いま下書き中になっています。準備ができましたら、公開しますね！もう少しお待ちいただけると嬉しいです☆ (2018年3月7日 12時) (レス) id: 78e85aba12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回楽しみに更新を待っています。この先が、ドキドキです。パスワード教えてください。私も相手のことを思い愛される人になりたい。自分をプレゼントいいなぁ〜 (2018年3月7日 7時) (レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ | 作成日時：2017年12月18日 1時
