別れろ〜changmin〜 ページ4
『かんぱーい！』
チャンミンはそう言い終わると、ビールを一気に半分飲みほす。
『ぷはぁー！やっぱりおいしい！』
『にがい。』
ユノは、やっぱりコーラがいいと言う。
『好きなもの頼めー。』
ここ数日続いていた撮影を無事に終え、明日からユノとチャンミンは、一旦韓国へ戻る。
今日は3人でゆっくり話したいと、ユノとチャンミンにずっと頼まれていた。
『今日はヒョンのじばらで、おごりですか？』
と、いつものように三橋に聞くと、
『当たり前だ。』
と返ってきたことに、チャンミンは少し驚く。
いつもは、経費で落とすに決まってる！と冗談が返ってくるのに。
『ゆっくり話すんだろ？それなら俺は、今日はマネージャーじゃない。』
チャンミンを見る目は強く、優しい。
ユノがチャンミンを見る目と似ている。
『ヒョン…』
『ほら！まずはたくさん食べろ！』
ユノは、そんな2人をニコニコと見ている。
空腹を満たすと、3人でもう1度、乾杯をする。
一口飲むと、チャンミンはグラスを置いた。
『ゆうたヒョン。ちゃんと、ヒョンに話したいことがあります。』
三橋もグラスを置き、なんだ？と聞き返す。
チャンミンは、1度視線をテーブルに落とし深呼吸をすると
『ぼくは、Aさんとつき合っています。』
と、三橋の目を見つめながらはっきりと言う。
ユノは、2人の様子を静かに見守る。
『いまが、ぼくたちにとって、すごく大事なじきだということはわかっています。だから、ずっと言えなかったです。もしもヒョンに、もうAさんと会うなって言われたらどうしようって…考えたら、こわかったです。』
話しながら落ちてしまった視線を三橋に戻し、再度見つめる。
『でも、Aさんが大切だから、やっぱり隠したくない。ゆうたヒョンも大切だから、ちゃんと話して、ぼくの気持ちをわかってほしい。そう思いました。』
ユノヒョンにはこの前話しました、と顔を向けると、ユノは優しく笑い、頷いてくれる。
ずっと黙って、チャンミンを見ながら話を聞いていた三橋が口を開く。
『別れろ。』
『ヒョン！』
ユノは、抗議するように三橋を呼ぶ。
三橋はユノを見ると、視線をチャンミンにうつす。
『どうするんだ？俺がそう言ったら。』
『…………』
『チャンミン…』
黙るチャンミンを、ユノは心配そうに、三橋はじっと見つめる。
『ゆうたヒョンが…』
しばらく黙っていたチャンミンが口を開く。
『わかれろって言ったら、ぼくはわかれます。』
あきらめません〜changmin〜→←大事な打ち合わせ〜changmin〜
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あや(プロフ) - ありがとうございました。早速読みました。この先どうなるのかとっても気になります。楽しみに更新待っています。 (2018年3月24日 7時) (
レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - あやさん» あやさん、こんにちわ！4章のパスを外しました☆ぜひ、お話を楽しんでくださいね♪ (2018年3月23日 16時) (レス) id: 78e85aba12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ありがとうございます。待っています。パスな外れる時をドキドキしながら。私も物語の中にダイブしたいです。 (2018年3月9日 19時) (レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - あやさん» あやさん、読んでくださりありがとうございます！思いやれる相手、いいですよね☆パスのついている４のお話は、いま下書き中になっています。準備ができましたら、公開しますね！もう少しお待ちいただけると嬉しいです☆ (2018年3月7日 12時) (レス) id: 78e85aba12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回楽しみに更新を待っています。この先が、ドキドキです。パスワード教えてください。私も相手のことを思い愛される人になりたい。自分をプレゼントいいなぁ〜 (2018年3月7日 7時) (レス) id: a946e94cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ | 作成日時：2017年12月18日 1時
