21 ページ22
Aと初めて会ったのは餓鬼ん時だった、
その時から"おちこぼれ"なんて言われて毎日蔑むような目で見られてた
女中「急いで…!!」
女中「違うわ!そこじゃないでしょ!!」
そしてその日はやけに女中達が騒がしかった
何故なら今日は同じ御三家である五条家が来客するからだった。
犬猿の仲として有名ではあったがお互い質のいい子孫繁栄を目的としていた
「あなたがまきちゃん?」
真希「…だれだよ」
だだっ広い庭で1人で大人しく遊んでいる所に、Aは話しかけてくれた
今じゃ想像もつかねぇ様な眩しい笑顔、それが第一印象だった。
「おかぁさんにおないどしの子がいるってきいたの!だからともだちになって!」
しゃがみこんでいた私と同じように、Aもしゃがみこんで顔を覗いた
「いや…?」
真希「べつに…」
「ほんと?!うれしい!!」
そう言ってまた笑顔になるA。
この笑顔に悪い感じはしなかった
そしてその後知った、Aは今日来客している五条家の人間だったこと、あの五条悟の妹であること。
「まきちゃんもじゅじゅつしになるの?」
真希「きょうみねぇ」
「そっかー」
Aは無愛想な私に嫌な顔1つせず接してくれた
真希「オマエはどうすんだ?」
「オマエじゃないよ!」
真希「…。
Aはどうすんだよ」
「なるよ!じゅじゅつしに!」
真希「なんで」
「おにいちゃんとすぐるみたいにつよくなりたい!」
この時からAは強くなることに執着していたのかもしれない
真希「だれだよそれ」
「え、おにいちゃんしらないの?」
真希「そっちじゃねぇよ…((女中「A様ッ!」
すると突然現れた女中に私は腕を掴まれ、女中はAに向かって土下座をした
女中「申し訳ありませんッ!!大人しくするよう言い聞かせていたのですがッ…御無礼をお許しください!!」
これでAも私から離れていく、そう思っていた
「わたし、まだまきちゃんとあそびたい」
女中「しかしッ…直毘人様から((五条「A」
「おにいちゃんっ!!」
女中「ッ…」
五条「帰るぞ、こんな所来るんじゃなかったな」
女中の次に突如現れた長身の男、それがあのバカでありAの兄だった
悟はAの手を繋いで歩き出すとAは振り向いて
「またくるね!まきちゃん!」
手を振ってそう言ってくれた
,
470人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
? - このお話すっごい好きなんですが…里香ちゃんは認めていたりするのでしょうか?イメイラが見れないので見れるようにしてほしいです…是非お願いします (2022年9月9日 17時) (レス) @page1 id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
夜さり - コメント失礼します!!この小説すごい面白いです!是非続きを恵んでください!! (2022年3月29日 15時) (レス) @page38 id: d7c3704683 (このIDを非表示/違反報告)
茶々@そら学(プロフ) - コメント失礼します!自分的には先の話も書いて欲しいです!更新頑張ってください! (2022年3月15日 22時) (レス) @page38 id: ec15a591f1 (このIDを非表示/違反報告)
しゃちほこ(プロフ) - yoduki1031さん» かっ…神だなんて🥺。とても嬉しいお言葉です!!!とても励みになります!!!頑張りますね!! (2022年2月26日 7時) (レス) id: ecbd4790eb (このIDを非表示/違反報告)
yoduki1031(プロフ) - コメント失礼します!今回のお話も神すぎて、早く続きを読みたくてうずうずしちゃいました笑楽しみにしてます! (2022年2月25日 22時) (レス) @page30 id: 20521710ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゃちほこ | 作成日時:2022年1月23日 14時