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中間先輩との出来事から1年経った今 。
中間先輩も私も1つ上の学年になった。
神様は意地悪で 、私はまたあの2人と同じクラス 。
私が悪女に仕立て上げられ 、その噂を去年から流していたのか 、
私と同じクラスだということがわかり落ち込む声も聞こえる。
また一年 、クラスのヤツらに媚を売られるのか...
教室に入れば早速話しかけてくる2人 。
そして 、自分がいじめられないようにと必死に媚びを売る女子や1部の男子達 。
そんな中 、教室の真ん中のあたりで私を睨みつけるように見る人を見つけた。
あれは確か ... “ 重岡大毅 ” 。
しほ や さくら が結構な頻度で話題に出すから、その名前が記憶にしっかり残っていた。
重岡の視線から、重岡はきっと私のことが嫌いなんだと察することが出来た。
そりゃあ自分から悪女を好むやつなんていないに決まっている。
中間先輩を覗いては 。
あの事があってから 、何故か私と中間先輩(今は淳太と呼んでいる)は仲良くなっていった。
特に淳太に興味が無い分 、自分の本音を話せる 。
今日はいろいろあって気分が悪い 。
淳太に愚痴を話そうと 、放課後図書室に向かった。
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作者名：あぼかど | 作成日時：2019年3月26日 17時
