7話 ページ8
船長「小僧！！嵐の規模と到来時間を予想出来るか？」
ゴン「波の高さはさっきの嵐の倍くらいかな。このスピードで進めば３時間くらいで衝突すると思う」
船長「(いい読みだ…毎日海で遊んでなきゃとてもできねぇ芸当だぜ)よし、こい！！操舵のコツを教えてやる。嬢ちゃんもだ」
わ、私も？！
A、ゴン「うん！！」
船長「陸風の機嫌が変われば２時間半後にかち合う可能性もある。それまでにある程度船のしくみを覚えときな」
ふーん
船長「一流のハンターを目指すなら何でも出来る様になっとかねぇとな」
めんどくさっ！
船長「これから、さっきの倍近くの嵐の中を航行する。命が惜しい奴は今すぐ救命ボードで近くの島まで引き返すこった」
？「ゲェッ」
？「なにぃぃぃ」
？「うわぁぁぁぁ」
？「もうイヤだぁ〜」
此処まで聞こえてくるw
船長「結局客で残ったのはこの4人か。名を聞こう」
ゴン「俺はゴン！」
A「私はA」
クラピカ「私の名はクラピカ」
レオリオ「俺はレオリオという者だ」
船長「お前ら、なぜハンターになりたいんだ？」
レオリオ「？おい、えらそーに聞くもんじゃねーぜ。面接官でもあるまいし」
船長「いいから答えろ」
レオリオ「何だと？」
ん〜…ゴンが答えてから言おう
ゴン「俺は親父が魅せられた仕事がどんなものかやってみたくなったんだ」
A「私はゴンの付き添い」
レオリオ「おい待てガキども、勝手に答えるんじゃねーぜ協調性のない奴等だな」
ゴン「いいじゃん。理由をはなすくらい」
レオリオ「いーや、だめだね。俺はイヤなことは、決闘してでもやらねェ」
クラピカ「私もレオリオに同感だな」
レオリオ「おい、お前年いくつだ。人を呼び捨てしてんじゃねーぞ」
偉そうに…！
クラピカ「もっともらしい嘘をついて、イヤな質問を回避するのはたやすい」
レオリオ「レオリオさんと訂正しろ！」
クラピカ「しかし偽証は強欲と等しく最もはすべき行為だと私は考える」
レオリオ「聞けコラ」
あはは！レオリオドンマイ！
クラピカ「かといって、初対面の人間の前で正直に告白するには、私の志望理由は私の内面に、深く関わりすぎている」
レオリオ「〜〜〜！！」
A「レオリオおじさん！うるさい！」
言ってやったぜ！
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作者名：ゆめ | 作成日時：2015年7月30日 7時
