ＢＭ×短編集【BOYSANDMEN】

彼女×チョコ言葉×吉原雅斗 ページ9

いつも通りのコントを入れつつ、俺はソファに座った。






「はい。」





前のテーブルに置かれたのはココア。






「お疲れ。」





と微笑むA。






･･･あぁ。可愛い。






とAの笑顔でほんわかする俺。





すると、Aがはっ！っとなにか思い出したかのように冷蔵庫へ向かって、何かを出してきた。







「このチョコレートケーキ入れてくれたの雅斗だよね？てか雅斗しかしないよね！？」





そうです。俺です。俺しかいないです。←





そんなことより話があるんだった。








「いつもさ･･･」




「うん。」





スッと立ってAの横に座る。




「一緒に居れなくてごめんな？」








「･･･」







この場は静寂に包まれる。



そして、また少しすると俺は口を開き始めた。








「このケーキは俺からの気持ち。」






「？」





？マークを頭に浮かべるA








「お前、チョコプリ聞いてるのに知らんと！？」






「ブッ笑うちの方言うつっとるやん。」





あ･･･。ハメられた。









「ちゃんと聞いてるから知っとるで？」






「はぁ･･･」





ほんまに･･･こいつは･･･






一息置いて、俺は口を開く。









「俺な。これからも仕事忙しくなると思うんやけど、支えていてほしい」









「結婚してくれますか？」






「そんなん･･･"はい"に決まっとるやん。」









────俺とAの唇は重なった。









────────────────
まぁちゃんに名古屋以外の方言を喋らせて見たかった作者。




「知らんと？」っていうのは最近作者が使うようになったのです。




ちなみにどこの方言か知りません。←





作者が思うに九州やと思うんですけど･･･(近畿住みの作者)





もし、「知っとるよ！」とか、「うちのとこの方言やで！」とかいう人は是非この駄作者に教えてください！

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