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日誌×人気者×本田剛文 ページ6

「日直ー。日誌書いとけよー。」





と先生の声が僕のテンションを下げる。



今日の日直は僕。


もう1人の子は部活なのでよろしく!と任されてしまった。





ふざけんなよ・・・と思いながら掛けている眼鏡をクイッと上げる。





みんなが部活に行ったあと僕は1人、教室で日誌を書いていた。




「えっと・・・2時限目ってなにしたっけな・・・」



「国語だよ。」





とボソッと呟いたひとり言に返事が返ってくる。





え?と思って声の方に視線を向けると、寺島Aさんがいた。



寺島さんは、僕のずっと好きな人。でも、寺島さんは人気者だから地味な僕の思いは届かない。





「日誌書いてるの?お疲れ様。」




と僕の座ってる前の椅子に腰を下ろす。




そう。君のこのさりげない優しさに惚れたんだ。




「寺島さんもお疲れ様。」





というとそこから特に会話はなかった。





でも、視線を凄く感じた。





寺島さんはずっと僕の顔をじーっと見てみてくる。







「なに?」





と言うと、僕の思わぬ返事が返ってきた。





「本田くんって、瞳綺麗やね。」





あまりに想像してなかったので、凄くびっくりした。





「なぁ、眼鏡取ってや!」



「え、えぇ!?」



「な?お願い!」





と顔の前で手を合わせておねだりしてくる。



その仕草も可愛い。




渋々ながら、眼鏡を外すといきなり唇を奪われる。




僕の頭の中はショートしてしまう。





唇を離され、僕の頭は正常に戻る。







あの時の距離は0。あんなに遠かった日々はなんだったのだろうと感じる。







「私、本田くんのことすきなんだ。」









────私と付き合ってくれる?









「そういうのは僕から言いたかった。」




「ふふ。早い者勝ちだよ。」









とまた僕と君の距離は0になった。

年下×素直になれない×田村侑久→←近所のお兄さん×告白×田中俊介



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かぴばら。(プロフ) - ひりゃまちゅさん» リクエストの分は続編にかきました!ご覧下さい!遅れてしまってすいませんでした! (2017年3月20日 21時) (レス) id: bf17e08806 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら。(プロフ) - ひりゃまちゅさん» コメントありがとうございます!最高とかめっちゃ嬉しいです!リクエスト了解しました!あ、それと片思い設定にしますか?それとも両片思い設定にしますか? (2017年3月13日 22時) (レス) id: bf17e08806 (このIDを非表示/違反報告)
ひりゃまちゅ(プロフ) - コメント遅れてごめんなさい!!めっちゃいいです!!もぉ最高です!!またまたリクいいですか??笑。賢ちゃんと幼なじみお願いします! (2017年3月13日 22時) (レス) id: b66678a197 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら。(プロフ) - 咲亜さん» おはようございます!問題点が無ければ良かったです!またリクエストよろしくお願いします!ありがとうございました! (2017年3月9日 6時) (レス) id: bf17e08806 (このIDを非表示/違反報告)
咲亜(プロフ) - 問題点なんてありません!!ありがとうございます!! (2017年3月9日 6時) (レス) id: aa83515243 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かぴばら。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年1月21日 0時

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