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半分夜兎少女2 ページ1
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『A、まだ帰って来ないのかな？』
『もう少しだよ。…大丈夫、きっと帰ってくるから』
『うん』
紅い髪の女の子が隣の少女にそう聞いた。
この星から去った、一人の兄を待っているのだ。
『…ねぇ、このまま帰って来なかったら、私とずっと二人で暮らそう』
『…！うん』
事の真実を知っている少女は、傷む心を隠すかのようにそう言った。
…このままでは、会わすことができない。
少女はそう思った。
『……!!…A！』
『どうしたの？』
わたわたと落ち着かないように、遠くの方を指差した。
同じように少女はそちらを見る。
『あ…！』
『帰ってきた！』
走り出したその人影を見て、二人は手を取り合って喜んだ。
そして、目の前に現れた男の子を見て少女は
『…神威、会いたかった』
と、その男の子に抱きついて涙を零した。
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桜葉(プロフ) - 土方美零さん» はーいっ！！楽しみに待ってます！！ (2019年5月12日 3時) (
レス) id: 4abc1515c0 (このIDを非表示/違反報告)
土方美零(プロフ) - 桜葉さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。続きも楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2019年5月4日 22時) (レス) id: 4eef42f134 (このIDを非表示/違反報告)
桜葉(プロフ) - 続きが楽しみです！！更新待ってます！ﾍﾟｺﾘ((･ω･)_ _)) (2019年4月20日 13時) (レス) id: 4abc1515c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：土方美零 | 作成日時：2018年12月31日 10時
