３ ページ12
選び終える頃には少し遅く
唐突に行ったらご飯もないだろうし
夜ご飯をさっさと済まし、
Aの家へと向かう。
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ…
涼「あれ…？
出てこない」
何度も押してみたり、
メール、電話、あらゆる方法を使っても出てこないA
…やっぱり、怒ってる？
最後に一回だけ…
そう思って押してみると、
中から物音がした。
…A？
喜んでくれるだろうか、
そんな期待を胸に、
その扉が開くのを待った
そして、…開いた。
と思ったらすぐ閉まって
Aの謎すぎる行動に少し笑みをこぼした
涼「え…、ちょっとAさーん？笑
なんで閉めるのよ笑」
軽くドアをトントン、と叩きながら
扉に耳をぴたりと付けて、Aの返答を待つ、と…
聞こえたのは、Aの泣き声だった。
あ…俺、Aのこと、泣かせちゃったんだ
我慢、させちゃったかな、
寂しかったのかな
それなら少しだけ、
Aには悪いけど少しだけ、
…嬉しいな、って思っちゃう、な
ごめんな、
でも、もう寂しい思いなんてさせないからさ
そこで泣かないで？
そして突然聞こえたAの嗚咽混じりの声
『なんでっ……
今日、あえないんじゃ、』
あぁ、…やっぱり、寂しかったん、だよなぁ、…
涼「A、…俺いなくて
１人で悲しいよーって、泣いてないかなって」
優しく語りかけてあげると
…うん、少し落ち着いてきたみたい。
涼「ふふ…そろそろ、開けてくれません？」
『だって、…っ、顔、ぐちゃぐちゃ』
そんなこと、気にすることないのに
どんなAでも、俺は大好きだもん。
涼「ぐちゃぐちゃでも、Aは
可愛いよ？…俺が好きになったんだもん、間違いないよ」
涼「…大丈夫、
おいで？」
ドアの前で１人、両手を広げると
扉が開き、出てきたA。
涼「ふふ、…久しぶりだね、
Aの匂いする…、」
俺の大好きな温もりに、
大好きな香りに包まれて、
堪らなく愛しさが溢れ出る
涼「ね、…ちゅー、…したいんですけど。」
『やだ。…今絶対、ちょーぜつ不細工だもん、』
涼「確かめて見なきゃ、分かんないでしょ？」
少し屈んでみた顔は、涙に濡れていて、
目が純血していて、顔が真っ赤になっていて
それでも、可愛くて、可愛くて、仕方ないAだった
大好きだよ、
心の中でそう呟いて、Aの柔らかな唇に、触れた
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涼李。(プロフ) - みくー！このお話めっちゃよかった！！！！2人のsideがあって、2回楽しめた感じで...！！またいろんなお話待ってます♪ (2017年5月13日 18時) (
レス) id: 7a1569bb8c (このIDを非表示/違反報告)
かほ - 山ちゃんの誕生日に龍ちゃんLINEブログで名前は出さなかったけどお祝いしてたよね!! (2017年5月13日 16時) (レス) id: 2f341cd9f7 (このIDを非表示/違反報告)
みく（@E4G65）(プロフ) - ユウナさん» うんうん！これからも活躍を見ていきたいよね！ (2017年5月11日 19時) (レス) id: 79a9329e41 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - みく（@E4G65）さん» ねー！まだ若いしJUMPは、これからもいろいろな場で活躍して欲しいから無理は、して欲しくないな！ (2017年5月9日 22時) (レス) id: c294d7709a (このIDを非表示/違反報告)
みく（@E4G65）(プロフ) - ? ? ) 姫 凛 。 �爐気�» わぁぁぁ！久しぶり！わざわざコメントありがとう！ (2017年5月9日 22時) (レス) id: 79a9329e41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みく（@E4G65）
| 作成日時：2017年5月9日 17時
