1ヶ月の(仮)カップル始めました【爆豪勝己】 (ページ6)

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4話ページ6

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暇を持て余す私の手はくるくるとペン回しなど始めてしまう

文系の私にとって数学などわかるわけがない。

百ちゃんにでも後で聞こうかな
なんて考えてるとぱちりと目が合う

先生ではなく爆豪とだ

口をパクパクしながら｢真面目にやれ｣と言われたから｢うるさい｣と返した

何だかカップルらしいような行動だが私達はあくまで(仮)のカップル

ときめくことなどない
そんな感情私には必要ないから。

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｢ぬぉぉおおー終わったぁ｣

魔の授業が終わればお昼ご飯だ
今日はAランチにしようか日替わりランチにしようか迷うなぁ

｢おい、とっとと行くぞ｣

｢ちょ、どこへだい爆豪少年｣

｢あ"？食堂に決まってんだろ｣

と言われズルズルと引きずられていく
どうやらオールマイト風ボイスは逆効果で顔が尚更怖くなった

｢てか歩くから手離してもらえる？｣

クラスメイトやら周りの視線が刺さって何だか恥ずかしい

｢お前絶対男経験ねぇだろ。こんなのも慣れねぇとか｣

｢は！？それは私にお前モテねぇだろって言ってる解釈でOKかな？｣

｢あーあーめんどくせぇな。とっとと行くぞ｣

本当に失礼な爆発さん太郎だ。
私にだって____恋愛経験くらいある。