いつかそう、ずっと【はじ×サグ×マホ】 (ページ8)

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第七話：盗み聞きページ8

はじめ達の声が聞こえる。

…ﾜｶ、ﾚﾀい…。

別れたい？あぁ、そういえばサグワ付き合ってる人居たとか。自慢してたな。

｢最近電話でねぇ｣って文句いってたけど。

多分その人の話かな。

捨てられたんだな…きっと、

サグワはいつもそうだ、顔立ち良くて性格もいい彼は女によくモテてた。

いつも、サグワのとなりには女がいた。モデル並みのスタイルと顔を持った女が。

だが、それも今回と同じで、サグワが選ぶ女は大体性格が悪く、サグワにバレないよう夜遊びしたりたまに俺の元へ来る奴もいた。

今回も注意したはずなのに…、馬鹿だなぁ、アイツ。

そう思いながら、俺はサグワ達の話を盗み聞きしていた。

イケないことだけど…。

なんて反省もしつつ、二人の話を聞いていたとき、

サグワだろうか？

｢別に親方のこと好きじゃない｣と…

ちなみに
親方と言うのは、俺のこと。

俺のこと好きじゃないのか？友達として。

俺は今まで、唯一の仲間の一人として見てきたのに…それは俺の勘違いだったのか？

訳がわからず、寝た振りをしていた体を起こした。