いつかそう、ずっと【はじ×サグ×マホ】 (ページ3)

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第二話：不注意ページ3

なんとか2限まで持ちこたえ、

2限が終わったと同時に教室をいそいそと出た。

いつもなら、はじめ達と帰るが今日は色々とあれなので、一人でかえることにした。

教室を出た先の自販機を通りすぎたとき、いきなり誰かに手を引っ張られた。

ま｢うわっ…、へっ、？｣

恐怖に耐えながらも恐る恐る上に目をやると、

そこにいたのは、知らない男性。

？｢捕まえた。｣

ま｢……ｯ｣

にっこりと笑ったソイツの顔は気持ち悪くて、吐きそうだった。

そんなことより…早く離してほしい。

そう思い、ソイツの足をバンバン蹴ると、｢いけない子だなぁ｣

と言って俺の首に顔を埋めてきやがった。

ま｢…くそ…！｣

きっとこいつは俺が発情してることが分かっているんだろう。

だからこんなことしてるんだと思う。

ヒートじゃなきゃ殴って逃げてるのに、

あぁ…こんなんならはじめらと帰れば良かったなぁ。

って思ってたら。

『ちょっと、何してんすか！』

聞き覚えのある声が聞こえた。