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ここか…
重「…!」
倉庫の重たい扉を開けると同時に、血の匂いがした。
それも、1人じゃなく数人の。
重「珍しい血を持った人間っていっぱいおるんやな…」
倉庫の中は長い一本道しかなく、奥はきっと行き止まり。
左右に複数の扉が並んでいるのが見える。
重「とりあえず一つ一つ扉を開けていくしかないな」
ガチャ…
重「…これって」
壁に手足を固定され眠っているのか意識を失っているかは分からないが1人の…子供?
体には複数の噛み跡が残っている。
重「っおい!!大丈夫か!!」
「…嫌…もう吸わないで…お願い…帰りたいよ…お母さん…」
そう言ってその子は意識を失った。
重「どうなってるんや…」
もうひとつのドアを開けてみると、同じような状態の成人男性がいた。
吸う為だけにこんなことしとるんか…?
でもさっきの子供や、目の前にいる男性から淳太と同じような匂いは全く感じられない。
淳太の匂いを感じ取ろうとするも他の血の匂いでかき消されてしまって全く分からない。
重「クソっ…全部開けていくしかないか」
時間がかかりすぎると判断した俺は、仲間を1人呼んだ。
望「シゲ…これどうなっとるん…」
重「俺にもよくわからんのや…とりあえず全部扉開けて淳太を探す」
望「俺救助呼ぶわ!他の人たちも助けな死んでまう!!」
重「頼んだ」
淳太…絶対助けるでな…!!
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眞都 - 続き待ってます!! (8月5日 8時) (レス) @page22 id: 5294020954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅわん | 作成日時:2021年8月2日 1時