2 神山side ページ22
ーーー翌日ーーー
朝一発目の授業が終わる直前、流星が俺をトークグループに招待したという通知が来た。
なんのグループ？
そう思いながらグループを確認すると、明日の合コン的なやつのメンバーだった。
あー、確かにグループあると便利かもね。
俺はすぐグループに参加した。
チャイムが鳴り、休憩時間になった。
流星の席に遊びに行こうとすると、携帯にメッセージが届いた。
開くと、先ほど作られたグループでありさがしゃべってた。
ありさ “全員参加したね！明日どこで遊ぶか決めたいと思いまーす^ ^ ”
ジョー “いぇーい！”
ありさ “みんなどこ行きたい？”
のんすけ “みずきの家”
りゅーせい “ありさの家”
平野紫耀 “リア充！泣”
キーンコーンカーンコーン…
あーあー、場所決めれへんかったやん。笑
ジョー “アホ2人のせいで休憩終わったわ！昼集まって決めよ！”
ありさ “おけ、屋上集合で^ ^ ”
ありさ以外全員了解のスタンプを送って会話は終了した。
そしてとうとう昼休みが来た。
ちょっと緊張するなー…
俺たちは昼飯を持って屋上へと歩き出した。
藤井「ありさと昼飯楽しみやなー…」
平野「トーク思い出した！流星くんとのんちゃんのアホ…泣」
小瀧「ごめーんちゃいっ」
？「あ、神山！」
こいつらアホやな、とジョーと一緒に歩いてると、後ろから声をかけられた。
振り向くと昨日の帰り俺をパシった先生がいた。
神山「…まさか？」
先生「ほんますまん！これだけ昨日のとこに運んでくれ！」
神山「だる！今からレディーとランチやのにー…」
先生「まじごめん、俺多忙やから！じゃ！」
イラッとしたのは認めるけど、あの人も忙しいんやな、と仕事を引き受けた。
藤井「神ちゃん、手伝おか？」
神山「いや、いけるいける！みんな行っといて〜」
ジョー「1人で後から参加って嫌ちゃう？」
神山「大丈夫やって！おまえらは先に場を盛り上げといてくれ。笑」
でも…と俺を気遣ってくれてるみんなを置いて、俺は任された荷物を持って昨日の資料室に向かった。
俺は委員やから仕方ないけど、あいつらに手伝わせるのは悪いしな。
資料室に到着し、荷物を置いてすぐ屋上に向かった。
少し息を切らして屋上の扉を開けると、流星たちと女性陣がいた。
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作者名：ちゃーりー | 作成日時：2015年11月24日 22時
