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神山「嘘、やろ…？」
貴方「なんで嘘つくんよ！ほんまに神山くんのこと好き。」
さっきまで余裕みたいな顔してたくせに、私が告白した途端顔を真っ赤にしてる神山くん。
可愛いな。笑
神山「いや、これは夢かなんかや。信じたらあかん。」
貴方「な！もういいし、せっかく勇気をふりしぼって告白したのに。神山くんなんてきら…」
きらいって言ってやろうと思ったのに、神山くんは言い終わる前に私を抱きしめた。
神山「…もっかい言って？」
貴方「あ…はい……す、き。です////」
神山「俺も。」
わーやばい！
バカップルみたいなことしてるのにめっちゃドキドキする…
神山くんはゆっくり私から離れた。
神山「俺の彼女になってください。」
神山くんはそう言って頭を下げた。
そして私もすぐに「お願いします。」と言って頭を下げた。
するとまわりから拍手が聞こえてきた。
「おめでとう！」と手を叩いてたのは、ご近所さんたち。
見られてたやん、恥ずかしい！
視線を感じ振り向くと、私の家のほうにまと兄がいた。
まと兄は泣きながら拍手してた。
なんやねん、みんなして…嬉しいわなんか//
神山「あ、急ご！遅刻する！」
貴方「わー、ほんまや！」
必死で走って、なんとか遅刻にはならずに済んだ。
神山「じゃあな。帰り迎えに行くわ！」
貴方「う、うん！」
やった、一緒に帰れる//
ウキウキで教室に入ると、ありさちゃんが飛んできた。
ありさ「A！神山くんと付き合ったって？！」
貴方「うん// 情報早くない？」
ありさ「みずきが朝遠目に見かけたんやって♪ なんかいい感じやったから通過したらしい。笑」
そうやったんや…
見られてたんや//；
キーンコーンカーンコーン…
授業が始まり、教科書を読むけど、「神」とか「山」を見つけるとテンション上がってしまう。
病気やん私；
そんなこんなで昼休みになった。
まや「あーあ、とうとうAまで彼氏が…私だけやん！泣」
ありさ「ジョーくんはどうなん？」
まや「え？かっこいいよ？」
みずき「進展は？」
まや「…平野くんとなら、ある//」
「「「平野くん？！」」」
予想外の答えが返ってきて、つい3人でハモってしまった。
ジョーくんには彼女がいたらしく、まやちゃんを慰める平野くんがまやちゃんに告ったらしい…
やばいよね。笑
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作者名：ちゃーりー | 作成日時：2015年11月24日 22時
