気が狂う ページ9
貴方「大好き…」
しげちゃんは抱きしめ返してくれた。
重岡「ん、こんでええやろ。帰るぞ。」
しげちゃんはすぐに離れ、私に背中を向けた。
真っ赤やから照れてるんやとは思う…
でも勇気出して抱きついたのに…しげちゃんなんかアホや。
じんわりと視界が歪む。
顔が熱くなるのを感じ、私は泣いてることに気づいた。
見られないように、とっさにうつむいた。
重岡「A？」
背中向けとったくせに気づくなや！
こんな顔見られたくないのに…
貴方「ん？お腹減ったから早く帰ろっ」
うつむいたまま震える声をこらえて返事する。
もちろん誤魔化せるわけなかった。
重岡「…しゃーないなーお前は。」
しげちゃんは私を抱きしめて、落ち着けるように背中をゆっくり叩いてくれた。
重岡「ごめんな？でもお前が予想外のことしたせいやで。」
貴方「うる、さいわ。だっ、て、しげちゃ、好きな、ゃもん！泣」
重岡「…苦しい////」
私ったら泣きながらすごい力でしげちゃんのこと抱きしめ返してた。おてんばさん☆
しげちゃんを離してあげた。
重岡「死ぬかと思った…//」
貴方「ふふ、私のことなめたらあかんで！」
重岡「フリか？」
貴方「なんでやねんな！なめたらあかん！」
重岡「わかったわかった。」
しげちゃんは私の肩を掴んで私の涙を舐めた。
貴方「ちょっ、ちょお？！しげちゃん！//」
重岡「フリやろ？」
貴方「違うのに…//」
しげちゃんかっこよすぎて気ぃ狂いそうや；//
重岡「A、俺だって大好きや。俺から離れんなよ。」
しげちゃんは私の肩を掴んだまま目線の高さを合わせて言った。
照れながら言っててめっちゃ可愛い！
てか私がやばい。ほんま気ぃ狂う//
二人の世界にどっぷりハマっていると、教室のドアが開いた。
向井「おー！しげここにおったんか！教室見てもおらんかっ、おわっ！？//」
神山「おっほほ、お邪魔しゃーした！//」
藤井「おいお前ら、隠れて見よーぜ！」
神山「聞こえてるわ。笑」
恥ずかしー！泣
しげちゃんは離れて仲間の方へ行くと思っていたがしかし！
なんと抱きしめてキスをしてきたのだ。
貴方「ちょっ…し、げっ…////」
この人はなにを考えてるんやろう？//
仲間たちの存在を知っておきながら…
やっとのことでしげちゃんを押しのけた。
そしてダッシュで逃げた。
なにあれなにあれ！//
私はまた狂った。
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ちゃーりー(プロフ) - えりりん♪さん» ご指摘ありがとうございます！外していたつもりでいました汗 (2015年5月29日 14時) (
レス) id: 3b0e5a5ec2 (このIDを非表示/違反報告)
えりりん♪ - オリフラ外して下さいね！！！ (2015年5月29日 12時) (レス) id: be41190846 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃーりー | 作成日時：2015年5月17日 9時
