ふたり 重岡side ページ8
Aが突然階段から一緒に転げ落ちたことを謝ってきた。
俺はどうでもいいけど、何よりAに怪我がなかったみたいで本当によかった。
Aは赤くなってうつむいてしまった。
俺そんなたいしたこと言ったかな…？
ていうかそんなんどうでもいい。
可愛すぎるんやけど。
早くキスして抱きしめて二人の世界に入り込みたい。
しかしそんな漫画のようなことは俺にはできなかった。
重岡「…真っ赤な顔見せろや。」
貴方「嫌や//」
重岡「じゃあもうキスしたらん。」
なんの上から目線やねん。
「あ、別にしてもらわなくていっすけど」みたいな雰囲気になったらどうしよ…
貴方「えっ」
しかしAは驚いた表情の赤い顔を上げた。
あ、上げるんや！ちょっと驚いてしまった。
てかあんなこと言われて顔あげるってことはキスしてもいいよな…？
Aの頬に手を添えて顔を近づける。
目泳いどる…笑
でももし照れじゃなくて嫌がってるとしたら俺最低やしな…
重岡「いい？」
Aはさっきよりアタフタし始めた。
何も言いよらへんってことは無理にせんほうがいいな…
頬から手を離してAから離れる。
さっきも無理にせんほうがよかったか…
謝るとAが口を開いた。
貴方「しげちゃん、あの…」
重岡「ん？」
貴方「その…キ、キ…した、ぃ…です…////」
なんっやねん！
可愛いやつや！
てか「キ」しか言えてないし。
とりあえず俺はクールぶるのに必死だった。
重岡「…顔見て言わなしたらん//」
Aは少しだけ微笑んで「ちゅーしよ^ ^」といってきた。
まー驚いたよね。
まさかこの人が言えるとは…
そしてやっとキスした。
小さい口しとるわ。俺がでかいんか。
…もっとキスしてたい。抱きしめたい。もっといちゃいちゃしたい。
でもここは学校やし我慢しなあかん。
重岡「…帰るぞ。」
ぶっきらぼうに言い放ってドアのほうへ向かっていると、背後から抱きつかれた。
ちょいちょいちょいちょい//
こんな小さい弱い子に抱きつかれただけで動けんようになるとは…//
重岡「っおい！//」
照れ隠しで離れさそうとしたけど、不可能だった。
貴方「大好き…」
だってこんなこと言われたんやで？
ゆっくり振り向き、抱きしめ返した。
重岡「ん、こんでええやろ。帰るぞ。」
たぶん今の俺の顔は真っ赤。
でもその反対にAの顔は曇ってた。
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ちゃーりー(プロフ) - えりりん♪さん» ご指摘ありがとうございます！外していたつもりでいました汗 (2015年5月29日 14時) (
レス) id: 3b0e5a5ec2 (このIDを非表示/違反報告)
えりりん♪ - オリフラ外して下さいね！！！ (2015年5月29日 12時) (レス) id: be41190846 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃーりー | 作成日時：2015年5月17日 9時
