ついに！ 重岡side ページ6
階段から落ちて全身強打するのは初めてでびっくりした。
顔切ったかな。ちょっとジンジンする。
重岡「いてて。」
もしAが一人で落ちてたら…
考えただけでゾッとする。よかった、守れて。
キョトンとしとるから、どこも痛くなかったであろう。
ほっとしてると、Aは俺の顔を見て慌てふためいた。
貴方「しげちゃん！保健室！」
重岡「あ？なんでやねん。ちょっと切れただけや。大げさやなー。」
貴方「大げさとかじゃない！早くしなしげちゃん死んじゃう！私のせいで…！泣」
重岡「死なへんわアホ。」
俺どんだけもろいと思われてんねん。
ちょこっと血出てるぐらいで。
Aは一気に涙目になり、テンパり出した。
うる目ってやつか。可愛いな。
…周り誰もおらんしキスしてもいいかな？
とか俺は思ってんのに、焦り倒してるAは俺を無理矢理保健室に連れて行こうとする。
保健室なんか行ったらキスできひんやん。
抵抗するとAはさらに涙目になり、泣き出しそうになって上目遣いで俺を説得した。
ーーあ、この顔たまらん。
衝動的にAの顔を掴んでキスしてた。
俺ってやばいんかな。泣きかけてる彼女に「たまらん」って。
でもさ、可愛すぎたんやもん。上目遣いもセットでお付けしてくるし。
しばらくして離れた。
重岡「こんでもう大丈夫や。もうどこも痛くないから泣くな。」
泣き顔めっちゃ可愛いけど、やっぱちょっと心苦しくなるから笑っててほしい。
貴方「ぁ、ぅぇ…//そ…//」
重岡「なに言うてんねん。ほら早よ移動。」
テンパりすぎやん。笑
てか二人ともファーストキスやん//
遅れて教室に入り、また寝るスタイルになってAの横顔を見てる。
するとAがこっち向いて目があった。と思うとすぐ真っ赤になってそらされた。
照れとんか？はっ、寝よ。
チャイムの音で俺は目覚めた。
重岡「おい、ノート貸せ。」
貴方「あ、は、はい…//」
Aは赤くなったまま教室に帰ろうとしてた。
そんな可愛い顔のまま廊下歩くつもり？
重岡「どこいくねん。ノート待っといたれや。」
貴方「わ、かった//」
適当なことを言って呼び止めた。
可愛いからもっかいキスしたりたいやん？
Aは俺の隣にちょこんと座った。置物か。
先生もみんな帰ってほしかったから、ちょっとゆっくりノートを移すことにした。
そしてやっと二人きりになった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃーりー(プロフ) - えりりん♪さん» ご指摘ありがとうございます！外していたつもりでいました汗 (2015年5月29日 14時) (
レス) id: 3b0e5a5ec2 (このIDを非表示/違反報告)
えりりん♪ - オリフラ外して下さいね！！！ (2015年5月29日 12時) (レス) id: be41190846 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃーりー | 作成日時：2015年5月17日 9時
