回避法 ページ34
しげちゃんにお姫様抱っこされたまま家の前まで帰ってきた。
雨がひどくなってきて、結構濡れてしまった。
重岡「すぐ風呂入れよ！じゃーな！」
こんな荒れた天気の中、しげちゃんは帰ろうとしていた。
雷危ないし、もっと濡れちゃうし…一緒にいて欲しいし…
素直に一人がこわいと言うと、しげちゃんは家に上がってくれた。
そして玄関で私を抱きしめた。
重岡「俺が守ったるから安心しろ。」
やっばーーー！
しげちゃんってこんなにかっこいいこと言える人やったんや…
守ったるからとかなんか男らしいな…
それはそうとしげちゃんの体が冷たい…
とりあえず風邪引いたらあかんから、タンスへ向かいお父さんの部屋着を取り出した。
しげちゃんは遠慮がちに受け取ってくれた。
そしてトイレで着替えてもらった。
そこそこサイズ合っててよかった…
そしてカバンなどの荷物を置きに、私の部屋へ向かった。
上着をハンガーにかけて干したりしてると、雷が鳴り始めた。
ーーゴロゴロ…
別にこの音はこわくないけど、まもなくでかいのが来ると思うとこわい。
しげちゃんの腕にしがみつき、身構える。
貴方「しげちゃんっ…泣」
しげちゃんは私をきつく抱きしめてくれた。
あ、これならあんまり外の音聞こえへん…
ーードカーン！
貴方「んぉっ！」
あかん、やっぱ聞こえる！
それにビカッッて光るのも心臓に悪いね。
重岡「まだ聞こえるか…そうや、布団！」
しげちゃんはそう言うと、私のベットに入った。
そして私に向かって手を広げる。
これって…//
重岡「こいよ」
貴方「ぁ、ぁ、待って//」
私は服濡れたままやったから、廊下に出て素早く部屋着に着替えた。
幸い着替えてる時は雷は鳴らなかった。
部屋に入ってすぐにベットに入った。
重岡「遅い」
貴方「ごめ…」
布団を深くかぶってたしげちゃんが顔を出した。
なんか赤い。笑
貴方「緊張してるん？笑」
重岡「そ、そらな！//」
ーーゴロゴロゴロ…
ーードカーーン！！
貴方「うぅん！雷近いなぁ！泣」
重岡「大丈夫大丈夫。」
しげちゃんは、私を掛け布団で包み始めた。
そしてその上から私を抱きしめた。
音も聞こえにくいし光もあんまわからんけど暑い！
貴方「しげちゃん！暑い！」
こもった声でしげちゃんに訴えると、解放してくれた。
そしてしげちゃんはどうすべきか考え込んだ。
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ちゃーりー(プロフ) - えりりん♪さん» ご指摘ありがとうございます！外していたつもりでいました汗 (2015年5月29日 14時) (
レス) id: 3b0e5a5ec2 (このIDを非表示/違反報告)
えりりん♪ - オリフラ外して下さいね！！！ (2015年5月29日 12時) (レス) id: be41190846 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃーりー | 作成日時：2015年5月17日 9時
