ごめん ページ6
しげちゃんには泣き顔なんて見られたくない。
私はその場を離れるために走って逃げた。
でもすぐにしげちゃんに肩を掴まれ、振り向かされた。
あーあ…めんどくさいやつやって思われる…
貴方「あ、あはは…」
とりあえず笑っておくと、突然しげちゃんが強く私を抱きしめた。
く、くるしい…//
貴方「しげちゃん…？」
重岡「こい」
しげちゃんは抱きしめるのをやめて私の腕を引き、屋上へ向かった。
人がいないことを確認すると、しげちゃんは私に向かって頭を下げた。
重岡「ごめん。いきなり泣かせて何してるんやろな、俺は。」
貴方「いや、これは私が勝手に…」
重岡「ほんまに大切にするから…もう絶対泣かさへんから、俺の彼女になって。」
うわ、憧れてたシチュエーション…！
好きな人に「俺の彼女になって」って言われるなんて叶わぬ夢やと思ってた…泣
貴方「もちろん！でも優しすぎるしげちゃんはらしくない…」
重岡「でも今みたいに泣かしてしまうかもしれへんで？」
貴方「私が泣かへんかったらいいねん！私が好きになったしげちゃんのままでいてほしい。」
しげちゃんはちょっと赤くなってた。
今確信した。さっきからしげちゃんは体調悪かったんじゃなくて、照れてたんや。
目が泳いでるもん。笑
重岡「…やっぱおまえMやな。笑」
貴方「なんでよ！ちがうし！」
しげちゃんは意地悪そうに笑ってた。
なんやねん！しげちゃんがSすぎるだけやのに…
私たちは教室に戻った。
？「お二人さん、いつの間に…？」
席に戻った瞬間私たちはクラスメートに囲まれて、質問責めされた。
恥ずかしいなぁ…
ちらっとしげちゃんの方を見ると、ニコニコ笑いながら受け答えしていた。
慣れてるんやろか…
私は今まで男の子と噂になることなんかなかったから恥ずかしいだけなんかな…
授業が始まった。
重岡「(コソッ)おい、なにボーッとしてんねん。」
…あんたのせいや。
あ、でももうしげちゃんは彼氏やねんな…
聞いてもおかしくないよな？
貴方「(コソッ)しげちゃんって他の人と付き合ったことある？」
しげちゃんはニヤつきながら首をひねった。
「さぁね？」みたいな感じで。
むかつくわー。
…あるに決まってるか。
モテモテですもんね。(皮肉)
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ちゃーりー(プロフ) - ジャス民さん» ありがとうございます！！他の作品もぜひ宜しくお願いします^ ^ (2015年11月8日 0時) (
レス) id: 3b0e5a5ec2 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民 - 面白かったです！！ (2015年11月6日 20時) (レス) id: a05ceb1490 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃーりー(プロフ) - コキンさん» 閲覧いただきありがとうございました！ (2015年4月16日 22時) (レス) id: 3b0e5a5ec2 (このIDを非表示/違反報告)
コキン(プロフ) - お返事ありがとうございます。しげちゃんside楽しみに待ってます♪ (2015年4月16日 21時) (携帯から) (レス) id: 4f5faea788 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃーりー(プロフ) - コキンさん» コメントありがとうございます！はい、ちょっとお話が思い浮かばなくて…汗 あと重岡sideを書いたら終わるつもりです(*_*) (2015年4月16日 20時) (レス) id: 3b0e5a5ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃーりー | 作成日時：2015年4月11日 23時
