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ーーー翌日ーーー
あー、ほんまに私告白したんやな…
矢野「松井おはよ!」
貴方「おはよ…」
矢野「今度遊びに行かへん?//」
貴方「私好きな人がいるから…ごめん。」
矢野「なにが?奪うって言ったやん!デートが嫌なら二人で下校とかでもいいで^ ^」
めっちゃポジティブやん;
断り切らないと!
貴方「バイトあるからごめん!!」
走って逃げた。
教室に逃げ込み、カナちゃんに抱きついた。
貴方「カナちゃん!!」
カナ「なーに。」
貴方「矢野が…」
カナ「好きなん?」
貴方「ちがうわ!」
カナ「なんやな…」
コソコソと打ち明けると、カナちゃんは悪い顔で微笑んだ。
カナ「そんなことか。そういうしつこめの人はな…」
カナちゃんは耳打ちをしてきた。
すると「一回二人で下校してみたらいいよ」と言われた。
貴方「なんで?!私には照史くんが…//」
カナ「照史くんと付き合ってもないくせに。」
貴方「うっ…こ、告白したもん//」
カナ「それはより効果的だ!」
貴方「え? こうか…てき…?」
何を言ってるんやこの子は…
カナ「まぁ一緒に帰って『付き合ってもおもんないやろな』ってぐらい黙っとき!」
貴方「なるほど!付き合う気をなくさせる作戦か!」
カナちゃん興味なさそうに見えて意外といいアドバイス出してくれるやん…
今日はバイトやから、明日の帰りさっそく実践しよ♪
ーーガラッ
矢野「松井!」
貴方「はいっ…」
カナ「お…」
やっべ、噂をすれば現れた…
明日一緒に帰ろって言おう…
矢野「おまえバイトいつならない?」
貴方「え、明日とか?」
矢野「じゃあ明日一緒に帰ろーぜ。」
貴方「うん、いいよ。」
矢野「うっそ…サンキュー!」
矢野は嬉しそうに走って帰っていった。
どうしよ、なんかこの先の作戦を実践すると思うと悪い気がしてきた…
やっぱ断る?いや、それはもっと悪いかな…
貴方「カナちゃん…」
カナ「照史くんが好きなんやろ?矢野は振るんやろ?」
貴方「そやけど…なんか…」
カナ「なんやねんもー。ばいばい。」
あ、カナちゃん席戻っちゃった。
ーーー放課後ーーー
さ、バイトバイト!
あ、私は家の近くのレストランでバイトしてます!
お金貯めて照史くんとの結婚式代を…とか言って。笑
「「いらっしゃいませ!」」
あ、いらっしゃいませ…
まぁいつもこんな感じです。笑
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作者名:ちゃーりー | 作成日時:2015年3月29日 21時