ten 桐山side ページ12
どうもーAの彼氏でーす。笑
俺がAと付き合いたいと思った理由。
まず俺Aのこと好きやってん。笑
昔は可愛いなーって程度やったけど、あいつ成長と共になかなか綺麗になりよって…
懐いてもくれてるし?
でも年の差とか考えたら交際とかはなんか申し訳ないなーと思って…
そんなんならただの幼なじみとして接しようと決めてた。
ーーーある日ーーー
俺はいつものようにAの家に向かっていた。
するとAが俺の名前を呼ぶ声がした。
視線を向けると学校から帰ってきたAがいたけど、Aのすぐ後ろに男の子がいた。
そしてその子は真っ赤になってAを呼び止めた。
…どうしよ、知らん顔はしたらあかんけど、今は話しかけたらあかんよな…
桐山「おっと失礼…」
こんなことしか言えねー!泣
Aもモテ期か…
失恋かなー…
まぁこれでええねん!
Aがフリーのままやと俺が諦めつかへんからな。笑
Aが帰ってきたので軽くからかってみたら、部屋にこもられた。
怒らせたかな…?
部屋に伺って話してると、わけあって床ドンをしてしまった。
やばい…!//
俺はすぐに起き上がった。
ほんまはキスしてやりたいけど、そんなことは許されへん。
と思ってたけど、Aが赤面してるのを見て少しだけ期待してしまった。
でもまぁびっくりしただけやろ。
…ん? 頬に手ぇ当てられてる…
キスしてええんか?←
貴方「照史くん、好き。」
それって…//
Aはどうやらほんまに俺のこと好きらしい。
桐山「ちょ…俺そんなん初めてやから時間ちょうだい;//」
厳密には「初めて」なんて嘘なんですけどね。笑
だって脳内でよくAと両想いになれたら…って考えてたもん。笑
でもガチか…//
すごい嬉しいし即答でOKしたかったけど、やっぱ年の差を思うとAに申し訳ない。
どうせなら同世代の若い男の子と付き合ってたくさん遊びに行きたいやろう。
俺と付き合ったらAは楽しい思いできひんかもしれへん。
ーーー翌日ーーー
この日はAがバイトだったので、仕事を終えて自分の家で淳太と連絡を取っていた。
淳太にAのことを相談すると、妥当な答えが返ってきた。
「照史がその子を幸せにできる自信あるなら付き合ったらいいんちゃう」
俺ならAを幸せにできる…俺にしかAを幸せにできひん…!
よし、答えは決まったな。
サンキュー淳太。
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作者名:ちゃーりー | 作成日時:2015年3月29日 21時