優しい王子様小瀧望 (ページ6)

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インプットページ6

小瀧くんは私の腕を引き、駐車してある教師の車の影に隠れた。

小瀧「あいつら微妙に見えるとこでしゃべっとるなー…どっか行ってくれ！」

貴方「なんで隠れるん？」

小瀧「ん？告白しようとしてたとこやったから////」

やっぱり…//// てかどうしよ…！

しばらく二人で赤くなって俯いていると、小瀧くんが私の耳元に顔を近づけた。

小瀧「上村さん。…好き////」

貴方「ありが、とう////////」

イケメンの耳打ちの告白のせいで、私の鼓動は鳴り止まなかった。

私も小瀧くんは好きやけど、さすがに今朝知り合ったわけやし…

でもそうこうしてると他の人のとこ行っちゃいそうやし…

小瀧「返事待つからさ。ゆっくり考えて^ ^」

貴方「う…うん。」

昼休みも終わりに近づき、授業開始の予鈴が鳴った。

小瀧「行くか！」

貴方「うん^ ^」

今回は校舎裏にいる時に予鈴が鳴り始めたから、ゆっくり歩いても授業に間に合った。

ーーー下校中ーーー

ユリ「今日はご苦労様でした！笑」

貴方「ほんまやで～。泣」

ユリ「あの後どうなったん？」

貴方「…////」

ユリちゃんがダッシュで消えてからのことを少しずつ話した。

ユリ「…めっちゃキュンキュンするやん。笑」

貴方「んー、小瀧くんやからキュンキュンするんやろーな。笑」

ユリ「間違いないな。笑」

ーーー家ーーー

はぁー…どうしよ。小瀧くんが頭から離れへん…

知らぬ間に私は眠りに落ちていた。