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本音 ページ9

私の顔を覗き込む小瀧くんの顔の近さに鼓動が早まる。


ーーそんな綺麗な顔で見ないでくれ…!


そう訴えたかったが、こんな素直なことは言えず、話題を変えた。




貴方「小瀧くんってサッカー部なん?」


小瀧「そやで〜」


貴方「楽しい?」


小瀧「まぁまぁかな?笑」


貴方「そっかー…」




この話題はもう終わりか…どうしよ;




小瀧「…そういう必死なとことか全部が好きや////」


貴方「え////」




これは外見だけじゃないと捉えていいやんな?//


結構嬉しいもんやなー…




小瀧「家どのへん?」


貴方「もう着く!」


小瀧「はや!」




これが私の家です!と紹介しようとした時、小瀧くんファンの女の子たちの声がしてきた。




小瀧「隠れるか!」




そう言ってまた小瀧くんは車の影に隠れた。


息を潜め、女の子たちが通り過ぎるのを待った。




小瀧「上村さん、迷惑かけてごめんな…昨日とかすごい迫られてたよな;」


貴方「大丈夫!私強いから!」


小瀧「でもなー…他の男が寄り付くのもいらんねんな////」




小瀧くんが言ったことを聞き取れず、耳を傾けると、頭を撫でられた。




貴方「小瀧、くん?//」


小瀧「あ、ごめん;」


貴方「ううん//」




私たちはギクシャクしながら車の影から出た。




小瀧「じゃ、また学校で…//」


貴方「うん…//」




私は部屋に入り、小瀧くんのことを考えていた。


…好き////

でもお互いのこと全然知らんし…


時間がちょっと必要かな…

小瀧のお話 小瀧side→←帰ろうか



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作者名:ちゃーりー | 作成日時:2015年2月26日 22時

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