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あの後のことは覚えていない。
仁王くんは真田くんに呼ばれていってしまった。
1人で試合を眺めていた。
気づいたら足取りは家路に向かっていてブンちゃんと仁王くんに何も言えずに帰っていた。
『 精市くん... 』
自分の部屋のベッドに寝転がり、天井を見つめる。
私はあの頃、ちゃんと好きだったのかな？
私は精市くんのなんだったのかな。
義務としてそばに居ただけ？
私を見捨てたのは...なんでなの？
『 分かんないよ...。』
自分の声がこだました。
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「 あーっ！夢主！」
次の日の朝。
私はあの後寝てしまい、気づいたら朝だった。
『 ブンちゃん、おはよう。』
後ろから大声で私の名を呼んだのはブンちゃんだった。
「 よっ。」
隣には仁王くん。
『 おはよう。』
「 なんで昨日勝手に帰ったんだよ！
あの後夢主と一緒に帰ろうとしたのに！」
『 え、そうなの。ごめんね... 』
「 まぁいいけどよ〜〜
そうだ！今日の昼飯、一緒に食おうぜ！」
『 うん、いいよ。』
私が言うとブンちゃんはニカッと笑ってピースした。
その笑顔が可愛かった。
仁王くんの顔が少し曇っているのに気づかずに。
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タピオカマカロン43(プロフ) - 佐藤さんの小説、とても面白いですね……。ヤンデレの作品の中でも群を抜いて好きです！更新待ってます！ (2019年7月25日 22時) (
レス) id: f5614655b3 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - とても面白かったです！続きが気になりました。仁王くん落ちで！ (2018年12月4日 9時) (レス) id: a8b7d730eb (このIDを非表示/違反報告)
うぃず(プロフ) - 初コメ失礼致します。ここからの展開がとても気になります…！！更新頑張ってください！ (2018年12月1日 2時) (レス) id: 1ab18a692e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 | 作成日時：2016年12月11日 21時
