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私は目の前で繰り広げる試合を集中してみることは出来なかった。
ただ、精市くんが最も強くなり昔とは違うテニスになっていることだけは鮮明に分かる。
「 一回休憩にしよう 」
彼の合図でレギュラーメンバーが項垂れ始める。
「 はぁ〜〜今日もハード過ぎるぜぃ。」
「 あぁ、なかなかだな。」
ブンちゃんと誰かが話してる。
ダブルスの人かな？
そう言えば私、全然立海大付属テニス部のレギュラーメンバーのこと知らないや。
なんて考えていた矢先。
私の想いを悟ったかのように彼は言った。
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「 自己紹介しよう。」
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「 いきなりだな。何でだ...む？お前は... 」
そう言って黒帽子の人と目が合った。
「 まぁ、待ってよ真田。今から説明するからさ。」
そう言ってメンバーが私の前に集合した。
「 とりあえず、彼女に自己紹介していってくれないかな？？」
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「じゃあ、俺から。ジャッカル桑原だ。
ラーメン屋やってるから今度来てくれ。」
そういう卵みたいな人。
見た目からはいいひとそうなオーラしかない。
ジャッカルくんね。
「 次は私が。柳生比呂士と申します。
仁王くんと親しいようですが、御迷惑をお掛けしてませんか？」
「 おいおい、、やぎゅー... 」
眼鏡が光るこの人は仁王くんと仲良いのかな？
とりあえず悪い人ではなさそう。
柳生くん。
「 どうも、2年の切原赤也っす。」
そうぶっきらぼうに答えるのは唯一後輩らしい切原くん。
ワカメみたいだけどなんか可愛い。
「 俺のことは知ってるよな！」
「 プリッ 」
ドヤ顔となんかよくわからないことを言ってるのはおなじみブンちゃんと仁王くん。
「 俺は3年の柳蓮二だ。よろしく頼むぞ。」
細めのこの人は柳くんか.....頭良さそう。
「 立海大付属テニス部副部長の真田弦一郎だ。」
さっきの怖そうな黒帽子の人が真田くん.....
「 最後は俺だね。
俺はテニス部部長の幸村精市だ。よろしくね。」
精市くん。
あの頃と変わってないね。
見た目はね。
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「 さて、次は君の番だよ。永瀬さん。」
『 あっ...はい。
3年の永瀬夢主です。ブンちゃんと仁王くんと同じクラスで誘われて見学に来ています。よろしくお願いします。』
私が言うとみんながよろしくって言ってくれた。
いい人が多いな、単純にそう思った。
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タピオカマカロン43(プロフ) - 佐藤さんの小説、とても面白いですね……。ヤンデレの作品の中でも群を抜いて好きです！更新待ってます！ (2019年7月25日 22時) (
レス) id: f5614655b3 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - とても面白かったです！続きが気になりました。仁王くん落ちで！ (2018年12月4日 9時) (レス) id: a8b7d730eb (このIDを非表示/違反報告)
うぃず(プロフ) - 初コメ失礼致します。ここからの展開がとても気になります…！！更新頑張ってください！ (2018年12月1日 2時) (レス) id: 1ab18a692e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 | 作成日時：2016年12月11日 21時
