双黒の姫の光はポートマフィアです【文豪ストレイドッグス】×【ハイキュー】

32話 ページ34

朝練はやっぱりスポドリはいらないらしい。

だからずっとボール拾いをしていた






国｢…………ななこ先輩って運動神経っていうか、反射神経良かったんですね｣





ん？国見くん？



え、ボール拾いしてただけなのにどうした？









及｢わあ！？｣








岩｢っぶねえ！｣









パッと振り返ってみると目の前にはボールが……







ひゅ！









なんだなんだ。



軽く普通に避けた






ああ……あんな遠くまでボールが飛んでいっちゃった




拾わなきゃ









｢｢｢…………｣｣｣








え、何。何かめっちゃ見られるんだけど









『な、なんですか？皆さん固まって。何かありました？』






及｢ちょいちょいちょい……まってまって……え？え？何でそんなに普通な訳？今の一応俺のジャンプサーブだったんだけど｣






『あ、そうなんですか。早かったですね……？』







『え、何で微妙に疑問形なの？』






調べた所、及川さんのサーブは結構この辺りでは有名らしい。



まあ、確かに一般人が手で打ってあのスピードは凄いのかな？



……ん〜





銃弾に慣れてるからわかんないわ









キーンコーンカーンコーン






あ、チャイムだ。





『皆さん何時まで固まってるんですか？チャイムなりましたよ』







及｢え、あ、うん｣






そう言って動く気配はない








変なの〜







先行っとこ









とりあえず私は皆より早く体育館をでた









｢｢｢…………は？｣｣｣

33話→←31話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す