U&I.

自問自答(MOMIKEN side) ページ8

打ち合わせの約束の10時。



ぼんやり事務所で３人を待っているとIKE、UZ、KENTAが同時に部屋に入ってきた。







KENTA｢おはよ！｣


MOMIKEN｢おはよ。｣






KENTAはいつでも元気に声かけてくれる。


KENTAがいるとなんか自然に元気になるんだよな笑。








IKE｢MOMIKENお前寝てないだろ。顔色悪いぞ。大丈夫か？｣


MOMIKEN｢あぁ。昨日徹夜で。でも大丈夫。｣


IKE｢そっか‥‥。あ、歌詞の方はどう？｣







IKEはいつも人の事をよく見てる。


さすがだよな。









UZ｢おっ、いい歌詞じゃん。しかも恋愛系。仮タイトルは‥‥U&Iか、いいじゃん。｣


MOMIKEN｢お前いつのまに俺のバックからとったんだよ！｣


UZ｢いーからいーから！それよりなにMOMIKEN自分から恋愛系書くなんて珍しいじゃん。｣









UZは人のことからかうけど人一倍努力家でSPYAIRのとこを一番に考えてる。


本当に頼れる存在。









IKE｢え？！なになにMOMIKEN恋しちゃってる？？｣


MOMIKEN｢‥‥うるせえな！悪いか。ていうかたまには恋愛系かきたくなんだよ。｣


KENTA｢へえ！MOMIKENがね！ちなみにどんな子なの？｣


MOMIKEN｢‥‥お前好きな子いる前提で話すなよ！いねーよ！｣


KENTA｢おっと？動揺しちゃってますけど？？｣


MOMIKEN｢うるせえ！｣









ニヤニヤ俺を見ながら笑う３人。



でも俺なんで恋愛の歌なんて書こうと思ったんだ？









‥‥‥‥‥‥一瞬だけあいつの顔がチラついた。





___A




いや別にAのこと思って歌詞書いたとかじゃ全然ねーし。





うん。Aのこと思って書いたんじゃないよな？俺。



自問自答を繰り返す。






IKE｢おい。MOMIKENぼーっとしてんぞ。｣

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