マドリガル家のちょっと不思議な日常。【Encanto】

火花が散ってる ページ49

Aside




A「珍しいですね、こんなところに人がいるの。」



なんか見覚えがある人だなと思った。

でもどんな人だったかは思い出せない。



ジョグ「私も驚きましたよ、Aさん。まさかカミロさんと2人ここにいるとは。」

カミロ「……」



カミロがなんでか警戒している。



ジョグ「まさかお2人は付き合ってるとか……あぁさすがにそんなんじゃないか。すみません偉大なるマドリガル家にとんだ失礼を。」

A「いいえ、大丈夫。よく言われることは多いんです」

ジョグ「…そうなのですか？」

A「はい、それほど仲良く見えるんだと思います」




ウーラとミラベルによく言われるし。

ほんとにそうなったらいいなとは言えないけど。



ジョグ「へぇ………」

カミロ「……なんだよ」

ジョグ「いいやなにも？……」



何故か目から火花が出るんじゃないかと思うくらいバチバチしているカミロとジョグさん。

出会ったばっかりなのに2人ともフレンドリーだ。



ジョグ「じゃあ今日(・・)はこの辺で。お邪魔しました。」

カミロ「…どーも」

A「わざわざ声をかけてくださってありがとうございます」

ジョグ「Aさん、また今度」(ﾁｭ)

カミロ「！？！！！？おい！！！！！」

A「？」




ジョグ「お前にだけは譲らないさ(ｺｿｯ)」

カミロ「っ……お前にAは絶対渡さない(ｺｿｯ)」



ジョグさんとカミロがなにかコソコソ話していたが、何を話していたかまでは全く聞こえなかった。



カミロ「……」

A「だ、大丈夫？カミロ」

カミロ「……手、貸して。」

A「？はい、どーぞ」

カミロ「……」


ﾁｭ



A「か、っ、カミロ……！！？////」

カミロ「……はは、顔真っ赤」

A「カミロがこんなことするからじゃん！！！///」

カミロ「ごめんって笑 そろそろ帰ろ」

A「もーー……//わかったよ……///」



急にあんなことされたらさすがに勘違いしちゃうよね…

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