マドリガル家のちょっと不思議な日常。【Encanto】

パジャマパーティー？〔1〕 ページ5

Aside




今はミラベルと謎のパジャマパーティー中。
部屋隣なのにパジャマパーティーする意味はあんまり考えないでおこうと思う。



ミラベル「Aはさ、もし結婚するならどんな人がいい？」

A「わざわざパジャマパーティーするって言うからなんだと思ったら笑 確かに話すの初めてかもね、こういうの」

ミラベル「でしょ！この前フェリックスが言ってたじゃない、そろそろ彼氏の1や2…ってやつ！」

A「2いたらダメでしょってやつね」

ミラベル「それ！よく考えたら私達もそろそろ恋とかしちゃいたいお年頃かなって！」

A「なるほどね……」





「恋」か……｡

ドロレスが、ずっとマリアーノのことを好きだったのは知ってる。本人は言わなかったけど、ドロレスはずっとつらかったよね。

それが最終的に叶った時、ミラベルとイサベラがめちゃくちゃ喜んでたのを覚えている。

好きな人がいるってそんなにいいことなのかな。




ミラベル「お、考えてる。」

A「いや、好きな人がいるってそんなにいい事なのかなーと思ってさ。」

ミラベル「そりゃそうでしょ。おとぎ話でも恋をしたら世界が輝くーとかあるじゃない」

A「あぁ、マリアーノはその代表例っぽいもんね」

ミラベル「わかるよ」

A「ドロレスもマリアーノも幸せそうでよかったけどね」

ミラベル「だよねー。





で、どんな人がいい？」

A「難しいなぁぁ……ミラベルは？」

ミラベル「私はねー…うーーーーん……難しいかも」

A「そうだよね……そもそもほんとにどんな人、とかは色々あるしその人じゃないと分からないな…」

ミラベル「じゃあさじゃあさ、家族の中の人だったらわかるんじゃない？」

A「？」



















ドロレス「(面白い話が聞けそうだわ)」

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