マドリガル家のちょっと不思議な日常。【Encanto】

そのままで大丈夫。 ページ27

Aside



A｢………みんな………(ﾌﾗｯ)｣

ミラベル｢ちょ、(ｷﾞｭ)大丈夫？｣

A｢あぁ……ミラベル………ごめんなさい………私、あなたがずっと羨ましかったの…………｣(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…)

ミラベル｢…いいよ、デコピン1回で許してあげる｣

A｢…ありがとう………



みんな……巻き込んでごめんなさい……強く当たってごめんなさい……ほかにもいっぱい…ごめんなさい……｣

フリエッタ｢いいのよ｣

アグスティン｢Aが無事ならいいんだ……｣

イサベラ｢もっと頼りなさい｣

ルイーサ｢いつでも聞くよ｣


アルマ｢……A｣

A｢……強く当たってごめんなさい｣

アルマ｢いいの…いいのよ。ねぇA。あなたがもし奇跡が欲しいのなら、もう一度試すチャンスはあるわ｣

A｢………ううん、いらない｣

アルマ｢…(ﾆｺ)｣

A｢ミラベルと同じがいいもの。｣

ミラベル｢もーーAったら最高の双子！！！！｣

A｢……でしょ！｣







＿＿＿＿＿＿小さい頃の私へ。


あなたは自分への劣等感に泣いているでしょう。


それでも大丈夫です。


だって、暴走した時に止めてくれる家族がいるから。


心配してくれる家族がいるから。


最愛の双子がいるから。


そのままで大丈夫。


今までごめんなさい。





A｢カミロって私のこと大好きだよね〜｣

カミロ｢っえ、どうしたの急に！？///｣

A｢小さい私が、カミロお兄ちゃん好きって言ってるから｣


カミロ｢………えっ！！！！ちょっと待ってそれどういう、｣

A｢ふふ。……ドロレス、カミロ、アントニオ！イサベラ、ルイーサ、ミラベル！！



家まで競走ねー！！！｣ﾀﾞｯ


ミラベル｢ずるいA!!｣

カミロ｢質問に応えろよ！！！///｣

ルイーサ｢待ってーAー｣

イサベラ｢全く……子どもなんだから｣

ドロレス｢イサベラが1番はしゃいでるけど｣

アントニオ｢チーターさん！力貸して！！｣





ペパ｢あんなに笑顔のAを見たのはいつぶりかしら｣

フェリックス｢まぁオールオッケーってことだな！｣

フリエッタ｢幼かったあの子はあなたにそっくり｣

アグスティン｢そう？照れるなぁ｣

ブルーノ｢Aならもう大丈夫。｣

アルマ｢戻りましょう、カシータに。｣



明日へと向かい、行こう。

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