マドリガル家のちょっと不思議な日常。【Encanto】

決壊 ページ18

Aside





ﾊﾟﾁｯ



…昼寝なのに、久しぶりに心から眠れた気がした。

なんでだろう、森でも家でもよく眠れなかったのに。

夢で誰かに守るって言われたような。



A「……夢って虚しいな」



そんなのただの願望じゃない………。




アルマ「……A。起きたのね」

A「おばあちゃん…うん、おはよう」

アルマ「ミラベルが、話があるそうよ。」

A「……え」


改まってどうしたんだろう。



アルマ「なにか抱えているの？」

A「ち、ちが……」

アルマ「みんなが心配してるわ」

A「違うって言ってるじゃん！！！！」




ﾊｯ




しまった、

でも言ってしまったものはもう止められなくて。




A「みんなおかしいよ！！！！私は大丈夫って言ってるのに…！！大丈夫だっつってんだからほっといてよ！！！！！」






カミロside




そう言って怒鳴るA。


ｶﾞﾁｬ



フリエッタ「ちょっと、どうしたの」

アグスティン「A…！！！！？」


ドロレス「っ…！！」

アントニオ「A……？」

カミロ「(やばい、やばいやばい。これじゃブルーノおじさんの言う通りに……！！)」



















"ブルーノ『Aが黒い邪気を出して…自分を制御出来なくなっているのが見えた。Aが危ない。下手したら死だ。』"

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