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まぁ、そんな簡単に逃げられるわけがなく


 

 
店を出て数メートルで捕まった




 

『やだよ、離して』


 


後ろを向くのが怖くて前を見ながら話す




 
JM「いやとか言わないで」



 
 

テヒョンかと思っていた相手はジミンちゃんで
思わず振り返ってしまいあたりを見渡しテヒョンを探していまう

 


 
JM「…テヒョンのほうが良かったか、な?」
 

 

 
へへっと、嘘の笑顔を貼り付け手を離す
一つ一つの動作に胸が苦しくなり、
まだ好きということが分かってしまう

 



 
『あ、いや、ちが』
JM「ごめん、そうに決まってるよね」



 

 
JM「もう僕のこと好きじゃないよね」




 
涙が溢れんばかりな目でこちらを見てくるジミンちゃんを見ると何も言えなくなる





 
JM「ごめんね、我慢させて…好きだよ」




 
そう吐き捨てるように言ってジミンちゃんは走って去っていってしまった





 
それと同時にテヒョンがコンビニから出てきて


 


 
TH「はぁ、なんで俺がお買い…えぇ!どうしたの!?ジミナは!?」


 


 
『ごめ…なさ、い』



 

 
動いてよ私の足


 

 
 
『動けっ、動けよぉ!!』



 

涙なんて出なくていいから、早く、早く


 
 
 
 
追いかけさせてよ
 
 
 

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作者名:乙女army | 作成日時:2022年3月13日 10時

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