【あんスタ 逆ハー】悪女が来たせいで私を異常に愛する人が増えたんですけどどうしてくれるんですか！？

５. ページ6

.


真奈花side



軽音部の部室に来たのは、朔間零がいるから。


そう思ってたのに、まさかの羽風薫がいたとは思わなかった。


仕草といい、口調といい、多分コイツはチャラい。


だけど、チャラい人ほど周りをよく見てるからバレる可能性もある。


予定が少し狂ったけどまあいい。


羽風薫と朔間零、あなたには少しだけ操られてもらうわ。





真奈花「あのぅ･･･、実は･･･話しにくい事なんですけど、聞いてくれますか････？」



零「もちろんじゃよ。薫くんもいいかえ？」


薫「朔間さんの頼みなら仕方ないね。･･･いいよ。いくらでも聞いてあげるよ。」


真奈花「あ、ありがとうございます･･･！」




本当にチョロすぎる。


こんなのに騙されるとか。





真奈花「話っていうのは････実は、Aちゃんのことなんです。私から話しかけても、無視されちゃって････、････でもいいんです！こんな時に転校してきた私が悪いですもんね････」







薫side



この子は馬鹿なのかな？←


Aちゃんがそんなことするはずないのに。


まあ、ここはちょっとゆすられてやろうかな。




薫「････そっか、辛かったね。安心して、俺からちゃんと言っておくよ」


真奈花「ありがとうございます･･･！」




そうお礼の言葉を言って、この子は俺に抱きついてきた。

本当は嫌だけど、これもAちゃんを守るため。


この子が見えないところで、俺と朔間さんは少し目を合わせた。

６.→←４.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す