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5章.Tragedy.41.【追憶編Part1】 ページ6

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また、救世主とともに迫害者もいた。



私の父だ。



私は、月雫と違い、父から異様な程に"愛されてた"。



そのとき、こう言われた。



『星雫は必要とされず、輝きを喪った人形(マリオネット)だ。だれも星雫を愛する人がいないなら、愛してあげる。』



いや、今思うと人形(マリオネット)よりも自動人形(オートマタ)のほうが正しい。



私は父に愛されて操られるだけの機械だ。



操る糸は絡まりあって決して切れることがなかった。





──────これは愛じゃない。


こんな愛はいらない。




いつからか、そう思うようになった。






────────────




星雫「馬鹿みたいだ・・・・・・」







そう言い、軽く笑った。







星雫「・・・どうすればいいんだろう。」









"アイドル"としての私を終えるのも時間の問題かもしれない。









月雫、ごめん・・・・・。

5章.Tragedy.42.→←5章.Tragedy.40.【追憶編Part1】



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作者名:宝坂 藍花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/3c8fc251461/  
作成日時:2019年7月21日 17時

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