審判者は真実を見据える【REBORN!】 (ページ4)

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39話ページ4

主人公side

～次の日の夜～

『今日の大戦の守護者は了兄とルッス姉だった筈だね…』

確か了兄の師匠はコロ兄(コロネロ)だったはず

骸｢見に行かないんですか？｣

『結果は見えているからね…』

この勝負はおそらく了兄の勝ちだ

『勝てると思っている奴は必ず隙が生れる』

ルッス姉の敗因はおそらくそこになるだろう…

『明日は雷戦になる筈だ』

骸｢？何故分かるんですか？｣

骸はまだまだだね

『明日の天気はなんだと思う？』

骸｢…確か明日は雷……！！｣

気づいたようだね

『そういう事さ。しかしツナ兄の雷の守護者はまだ五歳の赤ん坊だと聞く。』

骸｢明日はこちら側が負けると？｣

『十年バズーカを使えばいい勝負にはなるだろうが…時間制限があるからね』

どちらにしろ嵐戦までは行かないつもりだけどね…何故かって？……まぁザン兄側の雲の守護者について調べたいからね…

『私の予測が正しければ…おじいちゃんが…』

骸｢？｣

『とにかく霧戦までは何日かある。仕上げるよ骸』

骸｢はい！｣

あれから千種君達からの情報で私の予測した通り太陽戦は了兄が買ったが雷戦は敗北…守護者であるランボ君は意識不明らしい

『そう…ありがとね千種君』

柿｢いえ…｣

骸｢Aの事だから自分の能力でその子供を助けに行くのかと思いましたよ｣

そうしたいのはやまやまなのだが…

『五歳児の体にはあの能力は負担が大きすぎるのだよ…』

問題は明日の嵐戦だ…今の隼人兄だと間違いなく死んでしまうだろう…

『骸、明日の夜は私はいないからね』

骸｢見に行くんですか？｣

見に行くというよりは…

『ちょっと助言をしに行くだけさ』

隼人兄、今のままだと守護者にはなれないよ

それに向こう側の雲の守護者、モスカだったかな？…私の予測した通りだったよ…こちら側も何とかしなくてはね

骸｢…無理しないでくださいよ｣

『分かっているよ』

骸は心配性だね