66話 ページ29
9代目side
"おじいちゃん"…確かに今彼女は私をそう呼んだ…そして彼女がフードをとったその姿は…
9代目｢！！……Aちゃん…なのかい？｣
少し成長はしているが…あの髪色と瞳の色は…
『…そうだよ…ﾆｺ』
9代目｢Aちゃん！｣ｷﾞｭ
あの日行方不明になってからずっと無事を祈っていた…
『黙っていて済まなかったね…会えて嬉しいよ、おじいちゃん』ｷﾞｭ
こんなに嬉しいことは無い…彼女は生きててくれた…それだけで…
9代目｢よく生きててくれたね…本当によかった…｣
こうして私はAちゃんとの再会を果たした
主人公side
おじいちゃんと感動の再会を果たした。
9代目｢まさか君が裏社会最強になっているなんてね…ザンザスの事についてだが、ありがとう。リボーンから聞いたよ…Aちゃんが闇の中にいるザンザスを救ってくれたそうだね｣
大したことはしていないのだがね…
『私もザン兄を助けたかったからね…今回の争奪戦はいい方向へと持って行ってくれた…』
9代目｢そこで、Aちゃんにも相談したいんだが…｣
やはり迷っていたか…
『ザン兄達の処分について…だよね？』
私もその話をしに来たのだよ…
9代目｢あぁ。せっかく闇から出てきたザンザスをどう処分しようかと思ってね…今回の件は私の責任でもある…｣
『…そうだね…こういうのはどうだい？"ヴァリアーには9代目が許可するまでの謹慎とそれが解けた後はボンゴレの直属の部隊になること"というものだよ』
なかなかいいあんだと思うのだが…
9代目｢…それはいい案だね。そうしようか。｣
骸｢案外あっさりしてますね…｣
9代目｢孫同様の子からの案だよ…採用しない分けないだろう？｣←
え？…おじいちゃんこういう性格だったけ？
『そういえばおじいちゃん、アルコバレーノが並盛に集まっている様だけど何か知ってるかい？』
おじいちゃんなら何か聞いているはず…
9代目｢あぁ…私が呼んだんだよ。超直感がそうするといいと言っていたのでね。今、その意味が分かったよ｣
要するに私が正体を明かすことを無意識的に勘ずいていたと…
9代目｢今、連絡したからもう時期大空を抜いてリボーンを合わせた6人が来るはずだよ…｣
仕事が速い！
『私の事は？』
9代目｢驚かせたいからね…言ってない｣
おじいちゃんってお茶目なところがあるよね…
『なら、フードを被っとこうか…』ﾊﾞｻｯ
まぁ私もこういうのは好きだけど
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作者名：十六夜狐
| 作成日時：2017年11月12日 21時
